Oさん ◯ 大型絵本 『999ひきのきょうだいのおひっこし』 木村研/作、村上康成/絵
Oさん ◯ 絵本 『しーらんぺったん』 中川ひろたか/文、藤本ともひこ/絵
私 ◯ 素話 『蛙石(かえるいし)』 大阪の昔話
私 ◯ 絵本 『みずたまり』 なかのひろたか (こどものとも2002年6月号)
3日連続で雨降り。児童館の子どもたちも外に出られなくてかわいそう。今日は47人もいた。
『999ひきのきょうだいのおひっこし』
まず、Oさんが大型絵本を読む。私も支えるのを手伝った。
初めのうち、ざわざわしていた子どもたちも、だんだん落ち着いてよく聞くようになった。絶妙な合いの手を入れてくる。
トンビに捕まったおとうさんカエルに、次々と子どもたちも繋がって、長い縄のようにぶら下がる場面では「すご~い!」と歓声が上がった。大型絵本なので余計迫力があるのだろう。
『しーらんぺったん』
最初しりとりかと思いきや、途中からリンゴやバナナの数を数えることになり、英語でも数え、1つなくなっていて、その犯人は? という展開。
大型絵本の後で小さい絵本なので、ちょっと戸惑ったのか、食いついてくるまでに時間がかかったようだ。
これは楽譜もついていて、歌って読む絵本なのかもしれない。Oさんは、歌は覚えられないので、、、と普通に読んでいた。
『蛙石(かえるいし)』
ここで私に交代。
「さっき、カエルが蛇に食べられそうになった話があったけど、カエルは何を食べるか知ってる?」と聞いてみる。
「蝿!」「バッタ!」「虫」などたくさん答えてくれた。みんな知ってるんだね。
その上で、この話を始める。
昔、カエルの形をした石があった。これは石なのに、近づくとガバッと口を開けて食べてしまうという。だから、近づかないようにと言われていたのだが、いつの時代にも悪ガキはいるもので・・・・
まあ、お話の展開はほとんどなくて、単純なのだが、子どもたちは意外とよく聞いていた。
『みずたまり』
これは私の大好きな絵本。雨降りなのでこれを選んできた。
雨が降ってできた水たまりから、魚やペンギンやオットセイやカメが次々と出てくるところは、いつもウケる。
「きっと南極につながってるんだよ。」などと何とか説明をつけようとする子もいた。
そして、空を飛び始めると「きっと夢なんだよ」など。
反応がおもしろいなあ。
25分ぐらい?