◯ 絵本 『ケチルさんのぼうけん』たかどのほうこ
◯ 絵本 『ゆうちゃんとめんどくさいサイ』西内ミナミ/作、なかのひろたか/絵
並んで宿題を提出しているところだったが、私が入って行くと「移動しようっと」と言って次々と椅子を持って集まってきた。それで、ちょっと早めに始めることができた。
『ケチルさんのぼうけん』
最初は私が昔から大好きな絵本『ケチルさんのぼうけん』を。私はこの絵本で、高楼方子さんの大ファンになった。後からこの方のいろんな絵本を見て知ったのは、この『ケチルさんのぼうけん』の絵は他のものとは違うタッチだということだ。
高楼方子さんの『へんてこもり』のシリーズや『つんつくせんせい』のシリーズの親しみやすい特徴的な絵も大好きだが、『ケチルさんのぼうけん』の絵はキャンバスに描いた正統な油絵という感じで、素晴らしい。
お話も大人にも子どもにもおもしろくて、幸せな気分で終われるから、大好き。すべての子に知ってほしい絵本だ。
1年生でも引き込まれて熱心に聞いてくれた。「さんぞくなんか なんのその おおがねもちに なってやる」のフレーズがおもしろいらしかった。
「おもわずくぎづけ たちまちむちゅう」とか「しついの どんぞこです」とかちょっと難しい言葉も出て来るが、特に説明はせず、そのまま続けた。それもいいだろう。
『ゆうちゃんとめんどくさいサイ』
次に何にしようかちょっと迷ったが、長いお話をちゃんと聞いてくれたので思わず調子に乗って、昨日3年生にも読んだ『ゆうちゃんとめんどくさいサイ』を始めてしまった。
ちょっと長かったな。子どもたちは飽きずに熱心に聞いてくれたけれど、私は時間が気になって早口になってしまった。結局3分ぐらいオーバー。先生は気をもんでいたかも。今後は気をつけなければ…。
結局、正味18分ぐらい?