チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

朝の読書タイム:1年2組(第7回)

◯ 絵本『ニットさん』たむらしげる

◯ 絵本『ねこ どんなかお』

◯ 絵本『おおぐい ひょうたん』西アフリカの昔話 吉沢葉子/再話、斎藤隆夫/絵

◯ 絵本『かぞえうたのほん』岸田衿子/作、スズキコージ/絵

ニットさん (こどもプレス) ねこ どんなかお (講談社の創作絵本) おおぐいひょうたん―西アフリカの昔話 (こどものとも世界昔ばなしの旅2) かぞえうたのほん (日本傑作絵本シリーズ)

 

 元気よく合いの手を入れてくれる子たちがいて、やりやすかった。うるさいほどではなく、ちょうどいい反応。

 

『ニットさん』

 編み物の得意なニットさん、何でも編んでしまう。しかし、家を編んだ時には

「え?大丈夫なのか?」

猫を編んで、その猫が動き出すと

「え?生きてるのか?」

その猫にあげるために魚を編むと

「え?食べられるの?」

月を編むと

「え~!? 月まで?!」

と声が大きくなった。

そして、しまいには地球まで・・・・・唖然としていた。

 

『ねこ どんなかお』

 絵がはっきりしていて、わかりやすい絵本。

 読み始めてすぐに、なぜか児童の何とか委員会からのお知らせの放送が入り、中断する羽目に。しかたがないので、もう一度最初から読んだ。

 この絵本、ストーリー性はほとんどなく、「ねこ ~すぎ」のフレーズが繰り返され、調子がいい。

 あっという間に終わってしまうが、感覚で楽しむ絵本だ。子どもたちも楽しんでいたと思う。

 

『おおぐい ひょうたん』

 「これはちょっと怖いよ」と言ったら、「知ってる~!食べられちゃうんだよ」とネタバレする子がいたので、「しーっ。秘密ね」と抑えた。

 ぴょんぴょん跳ねる不思議なひょうたん、最初は楽しいのだが、突然豹変し、

『にくが くいたい、にくが・・・・』

と言って主人公の女の子の足にしゃぶりつく。

 もちろんハッピーエンドなのだが、この

『にくが くいたい、にくが・・・・』

が繰り返し出てきて、ちょっと怖いかな、と思ったのだ。

 でも、終わってみると、

「怖くなかった」

と言われた。

 絵もはっきりしていて、アフリカらしく、私は好きな絵本。

 

『かぞえうたのほん』

 これは定番の絵本。でも、取り出すと珍しく

「え~、なんでまたそれなの?」

と不満そうな声を出した子がいて、ちょっとがっかりした。確かにこれは何度も読んでいるからね。

 でも、構わずに読むと、結構笑いも起こっていい雰囲気だった。

 

13分位かな。