◯ 絵本『からすたろう』やしまたろう
◯ 絵本『むらの英雄』エチオピアのむかしばなし 渡辺茂男/文、西村繁男/絵
◯ 絵本『こんにちワニ』中川ひろたか/文、村上康成/絵
このクラスも行儀よく、しっかり聞いてくれた。ただ、委員会の仕事でおくれて入ってくる子がポツポツといて、ちょっとガタガタした。騒がしくはならなかったが、思わず後ろを見てしまった子もいたようだ。
『からすたろう』
これはかなり昔の、作者自身の子ども時代を書いたお話らしい。
学校に馴染めず、いつも一人ぼっちで、「うすのろ」「とんま」とか言われていたちび。
6年生になって担任になった いそべ先生 に認められ、学芸会で一人で様々なカラスの鳴き声を披露する。遠い山から一日も休まず学校に通ってきたちび。ちびが毎日聞いていたカラスの鳴き声を真似する姿に、子どもたちも大人たちも、心打たれる。
一応ハッピーエンドだけれど、ちょっとさびしい話だ。静かに聞いてくれたが、どう感じたかな。
『むらの英雄』
その後、余韻を楽しみたいところだったけれど、雰囲気を変えて楽しい『むらの英雄』。
このクラスの反応も、昨日の5年1組とほぼ同じだった。「なんかおかしいぞ?」「何言ってんだ?」っていう感じかな。笑ってくれるとよかったんだけど。
『こんにちワニ』
最後に、懐かしい『こんにちワニ』で締めた。
15分。