チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

朝の読書タイム:1年2組(第1回)

素話 『ふくらし粉』 英語と日本語で語る フランと浩子おはなしの本〈第1集〉より

◯ 絵本 『エンとケラとプン』 いわむらかずお

◯ 絵本 『こんにちワニ』 中川ひろたか/文、村上康成/絵

エンとケラとプン こんにちワニ (わははは!ことばあそびブック)

 ちょっと図書室に寄ってから行く。昨日の4年生のブックトークの結果はどうだったかドキドキだ。 

chocolate-doughnuts.hatenablog.com

 

 司書の先生によると「早速8人ぐらい来て借りて行きましたよ」とのこと。ホッとした。ちゃんと読んでくれるといいんだけど。

 

 今朝は1年2組で初めての読み聞かせ。でも、児童館で何度も会った子が多く、名前も覚えていてくれたりして嬉しかった。

 

『ふくらし粉』

 1年生にはこれを語ることにしている。私がいつでも語れる数少ないレパートリーの一つ。藤田浩子さんのテキストでは、歌の歌詞や「ビッグ・ハングリ・ベア!」など英語の部分があるが、私はそこは自分で変えて完全に日本語に訳して語る形に落ち着いている。

 はらぺこぐまに次々と食べられるところでは、子どもたちが「またクマが出てくるぞ」「また食べられるぞ」とドキドキ(わくわく?)している様子がよくわかった。

 このお話は、期待を裏切らずに進むところが心地いいんだと思う。リスだけは食べられずにすむのだが、これも昔話ではお約束という感じ。

 リスがリス語で同じ台詞を言うところ、このクラスではちょっと笑ってくれたので、私は思わず心の中でガッツポーズ。

 

『エンとケラとプン』

 いわむらかずおの絵本だが、これは絵が単純で大きく、読み聞かせに最適だと思う。

 ひろくんの心の中に住んでいる「エンとケラとプン」。いろんな場面でどれが大きくなるか(泣くか、笑うか、怒るか)、想像させるところがいい。

 「さて、エンが エーン エンと なくかな。

     ケラが ケーラ ケラと わらうかな。

     プンが プーン プンと おこるかな。

みんな思い思いに答えてくれた。ちょっとひっかけもあるので、わざと当てはまらなそうなのを言う子もいて、おかしかった。

 

『こんにちワニ』

 最後は定番絵本のお披露目。初めてだったので、みんなびっくりしていたみたい。ダジャレなんだけど、最初は唖然としていて、最後の方になってやっと「ああ、こういう絵本なんだ」とわかって、少し笑ってくれた。

 

12分くらい。