◯ 本の紹介 『エルマーのぼうけん』
◯ 絵本 『ざぼんじいさんのかきのき』 すとうあさえ/文、織茂恭子/絵
4年1組では3回めの「本の紹介」。何にしようか迷ったけれど、定番中の定番を選んだ。
『エルマーのぼうけん』
うちには私が子どもの頃に買ってもらった古い本がある。でも今でも不動の人気を誇っているらしく、amazonでは「子どもの冒険読み物」カテゴリでベストセラー1位。
この小学校の図書館にも当然あるだろうと見てみたら、古い古い1冊があった。それでもシリーズ3冊そろっていたのでよかった。
4年1組に入って、まず裏表紙を見せると、すぐに「エルマー!」「ライオン」(表の表紙にライオンが描いてあるのを覚えていたのだろう)「うちにある!」の声。
おお、さすがに知っているのだな。
「読んだことある人?」 → 10人ぐらいの手が上がった。
「お母さんや先生や誰かに読んでもらったことある人」 → 0人。意外だ。
「この本のこと全然知らなかった人?」 → 5~6人いた。なぜだ?!
とにかく、ストーリーを軽く説明し、エルマーがトラに囲まれる絶体絶命の場面を紹介した。
「子どものうちにぜひ読んでおいてくださいね。今ならぎりぎりセーフです。このチャンスを逃すと、あとは自分の子どもができたときに読んであげるぐらいまで出合えませんからね。」
と念を押す。
『ざぼんじいさんのかきのき』
「それでは、今の季節にピッタリの絵本を読みます」と言ってこれを読んだ。
これは私が毎年読む大好きな絵本。
ざぼんじいさんはケチで、柿を決して誰にもあげずに1人で見せびらかして食べる。
隣に引っ越してきたまあばあさんが挨拶に来ると、
「おひとついかがですか」と柿をあげるのかとおもいきや、食べ終わった柿のへただけをあげる。
ところが、意外なことにまあばあさんは大喜びで柿のへたをもらっていき・・・
10分。