チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

今年度11回目の児童館おはなし会

Kさん◯ 紙芝居 『100まんびきのネコ』ガァグ/原作、高橋五山/脚色、川本哲夫/絵

Kさん◯ 絵本 『おおかみだー!』 ステファニー・ブレイク/作、ふしみみさを/訳

私   ◯ 素話 『お化けきのこ』

私   ◯ 絵本 『み~んなパンダ』石井聖岳

私   ◯ 絵本 『ともだちぱんだ』 やましたこうへい

 

 今日は37人。みんな集まって準備ができるまで、館長先生が歌を歌わせたりして気分を落ち着かせてくださった。

 

まずはKさんから。

『100まんびきのネコ』

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 いつになくシーンとして聞いていた。私は子どもたちと一緒に座って聞いていたのだが、「これ、何度も聞いたことある」とつぶやいている子がいた。有名な話だからね。

でも、以前書いたとおり、これは絵本とは少し違うところがあるのだ。

 

chocolate-doughnuts.hatenablog.com

  

 

『おおかみだー!』

オオカミだー! (わたしのえほん)

 

 Kさんが続けて絵本を読む。

 これはオオカミ少年のウサギ版のような話だが、最後にほんとのオオカミが出てきたときに誰も信じてくれなくて、嘘つきウサギは捕まってしまうが・・・

 それはお父さんが仮装してオオカミになっていたのだった。最後に、この子の懲りない様子が書かれているので、教育的にはどうかと思うが、子どもは共感できるのかな。

 

ここで私に交代。

『お化けきのこ』

 外も薄暗くなってきたところで、ちょっと怖い話をする。

 きのこ狩りに行った人が行方不明になる事件が続き、山に化け物がいるのではないかということになった。そこへ勇敢な若者が化け物の正体を暴こうと出かけていく。

 山の古い社に泊まり込んでいると、手の形をしたきのこに足を捕まれ・・・・

 子どもたちの真剣な顔を見ていると話にも力がこもる。怖がっていたのかな?と思って、終わってから「怖かったでしょ。」と言うと、「怖くなかった」と言う子がいた。

 

ここで、予定の2冊を見せて、「今度は怖くないパンダの絵本を2冊読むからね」と言って始める。あとどのくらいなのか、子どもたちも見通しが立ったほうがいいと思って。

 

『み~んなパンダ』

みーんなパンダ (おひさまのほん)

 パンダが「パンダ!!」と叫ぶと、ウサギやネコやタヌキやカエルがみんなパンダになるのだ。みんなそれが面白くて、パンダにそれをせがむ。

 でも、雨に濡れると元に戻ってしまう。

 また晴れたら「パンダ!!」とやってもらい、そのうち、ライオンや他の動物たちもみんなパンダにして・・・。

 単純な話だけど、いろんな動物が形はそのままで色(模様)がパンダ担っていく姿がおもしろいみたい。

 

『ともだちぱんだ』

ともだちぱんだ

 こちらもパンダの本だが、これは言葉遊びみたいな内容。

ぱんだ ぱんだ ぼくは ぱんだ

ぱんだ ぱんだ きみも ぱんだ?

くんだ つんだ よんだ ぱん!だ

という感じで、絵を見ながら読むとおもしろい。

和やかな雰囲気になったところで、今日はおしまい。

 

30分弱。