Kさん◯ 紙芝居 『100まんびきのネコ』ガァグ/原作、高橋五山/脚色、川本哲夫/絵
Kさん◯ 絵本 『おおかみだー!』 ステファニー・ブレイク/作、ふしみみさを/訳
私 ◯ 素話 『お化けきのこ』
私 ◯ 絵本 『み~んなパンダ』石井聖岳
私 ◯ 絵本 『ともだちぱんだ』 やましたこうへい
今日は37人。みんな集まって準備ができるまで、館長先生が歌を歌わせたりして気分を落ち着かせてくださった。
まずはKさんから。
『100まんびきのネコ』
いつになくシーンとして聞いていた。私は子どもたちと一緒に座って聞いていたのだが、「これ、何度も聞いたことある」とつぶやいている子がいた。有名な話だからね。
でも、以前書いたとおり、これは絵本とは少し違うところがあるのだ。
chocolate-doughnuts.hatenablog.com
『おおかみだー!』
Kさんが続けて絵本を読む。
これはオオカミ少年のウサギ版のような話だが、最後にほんとのオオカミが出てきたときに誰も信じてくれなくて、嘘つきウサギは捕まってしまうが・・・
それはお父さんが仮装してオオカミになっていたのだった。最後に、この子の懲りない様子が書かれているので、教育的にはどうかと思うが、子どもは共感できるのかな。
ここで私に交代。
『お化けきのこ』
外も薄暗くなってきたところで、ちょっと怖い話をする。
きのこ狩りに行った人が行方不明になる事件が続き、山に化け物がいるのではないかということになった。そこへ勇敢な若者が化け物の正体を暴こうと出かけていく。
山の古い社に泊まり込んでいると、手の形をしたきのこに足を捕まれ・・・・
子どもたちの真剣な顔を見ていると話にも力がこもる。怖がっていたのかな?と思って、終わってから「怖かったでしょ。」と言うと、「怖くなかった」と言う子がいた。
ここで、予定の2冊を見せて、「今度は怖くないパンダの絵本を2冊読むからね」と言って始める。あとどのくらいなのか、子どもたちも見通しが立ったほうがいいと思って。
『み~んなパンダ』
パンダが「パンダ!!」と叫ぶと、ウサギやネコやタヌキやカエルがみんなパンダになるのだ。みんなそれが面白くて、パンダにそれをせがむ。
でも、雨に濡れると元に戻ってしまう。
また晴れたら「パンダ!!」とやってもらい、そのうち、ライオンや他の動物たちもみんなパンダにして・・・。
単純な話だけど、いろんな動物が形はそのままで色(模様)がパンダ担っていく姿がおもしろいみたい。
『ともだちぱんだ』
こちらもパンダの本だが、これは言葉遊びみたいな内容。
ぱんだ ぱんだ ぼくは ぱんだ
ぱんだ ぱんだ きみも ぱんだ?
くんだ つんだ よんだ ぱん!だ
という感じで、絵を見ながら読むとおもしろい。
和やかな雰囲気になったところで、今日はおしまい。
30分弱。