◯ 絵本 『まほうねずみのシュッポ』 おのりえん/作、大島英太郎/絵 こどものとも1997年10月号
◯ 絵本 『おにいちゃんのサメ』 いしだえつ子/文、吉岡さやか/絵 こどものとも年中向き2014年8月号
◯ 絵本 『こんにちワニ』 中川ひろたか/文、村上康成/絵
1ヶ月ぶり以上なので、「久し振りだね」と言うと、
「児童館で会った~」と言う子あり。確かに・・・。
『まほうねずみのシュッポ』
初めに、しっかりしたお話の、この絵本を出した。「こどものとも」の月刊誌で、かなり古いものだ。
まほうねずみのシュッポはまだ魔法が上手ではない。まほうぐまのカッコいい魔法に憧れて練習に励んでいる。その頑張りと、困っているリスの親子を魔法で助けられた喜びで、読者も満足できるお話。
静かによく聞いていた。ただ、乾燥していたせいか、ページめくりに手間取ってしまったところがあって、私は反省。
『おにいちゃんのサメ』
次は去年の「こどものとも年中向き」から、ダイナミックな絵のこの絵本。読み聞かせに使うのは初めてだ。
「おにいちゃん、いる人?」と聞いてみると、半分ぐらいのこの手が上がった。ほんとかな?
この絵本は妹の目線からお兄ちゃんを見ている。お兄ちゃんの周りには、大人には見えないサメがいて、お兄ちゃんと同調している。一緒にはしゃいだり、お母さんに怒られた時は守ったり、しょげている時は慰めたり。小さな妹はお兄ちゃんとサメを羨ましく、あこがれを持って見ている感じ。
最後のページの「いいなあ」というつぶやきがそれを表しているようだ。
こんなサメがいたらいいなあ、とみんな思ったことだろう。
『こんにちワニ』
最後は定番の締めの絵本。「一緒に言ってね」と言って、みんなで声を合わせて読んだ。
いい感じにまとまった。
10分。