チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

朝の読書タイム:2年1組(第5回)

◯ 絵本 『まほうねずみのシュッポ』 おのりえん/作、大島英太郎/絵 こどものとも1997年10月号

◯ 絵本 『おにいちゃんのサメ』 いしだえつ子/文、吉岡さやか/絵 こどものとも年中向き2014年8月号

◯ 絵本 『こんにちワニ』 中川ひろたか/文、村上康成/絵

 

 1ヶ月ぶり以上なので、「久し振りだね」と言うと、

「児童館で会った~」と言う子あり。確かに・・・。

 

『まほうねずみのシュッポ』

f:id:chocolate_doughnuts:20151119141518j:plain

 初めに、しっかりしたお話の、この絵本を出した。「こどものとも」の月刊誌で、かなり古いものだ。

 まほうねずみのシュッポはまだ魔法が上手ではない。まほうぐまのカッコいい魔法に憧れて練習に励んでいる。その頑張りと、困っているリスの親子を魔法で助けられた喜びで、読者も満足できるお話。

 静かによく聞いていた。ただ、乾燥していたせいか、ページめくりに手間取ってしまったところがあって、私は反省。

 

『おにいちゃんのサメ』

f:id:chocolate_doughnuts:20151119142052j:plain

 次は去年の「こどものとも年中向き」から、ダイナミックな絵のこの絵本。読み聞かせに使うのは初めてだ。

 「おにいちゃん、いる人?」と聞いてみると、半分ぐらいのこの手が上がった。ほんとかな?

 この絵本は妹の目線からお兄ちゃんを見ている。お兄ちゃんの周りには、大人には見えないサメがいて、お兄ちゃんと同調している。一緒にはしゃいだり、お母さんに怒られた時は守ったり、しょげている時は慰めたり。小さな妹はお兄ちゃんとサメを羨ましく、あこがれを持って見ている感じ。

 最後のページの「いいなあ」というつぶやきがそれを表しているようだ。

 こんなサメがいたらいいなあ、とみんな思ったことだろう。

 

『こんにちワニ』

こんにちワニ (わははは!ことばあそびブック)

 最後は定番の締めの絵本。「一緒に言ってね」と言って、みんなで声を合わせて読んだ。

 いい感じにまとまった。

 10分。