◯ 絵本 『もりもりくまさん』 和歌山静子/文、スズキコージ/絵
◯ 絵本 『きつねのホイティ』 シビル・ウェッタシンハ/作、松岡享子/訳
本当は紹介したかった本は別に考えていた。『くまのこウーフ』『チョコレート戦争』『シノダ!チビ竜と魔法の実』のうち、学校の図書館にある本を、と思ったのだ。それに合わせて関係する絵本も用意してきた。
ところが、朝図書館に寄って聞いてみると、なんと、どれもないのだという。小学生向きの定番中の定番だと思ったのに…。
仕方がないので、たまたまあった『魔女の宅急便』を借りて教室に向かった。
『もりもりくまさん』
私の顔を見ると、「久しぶり~」の声とともに、また「もりもりくまさん!」の声がかかった。
それで、とりあえず定番絵本の『もりもりくまさん』で調子をつける。明るい絵本だし、言葉の調子もいいので、元気が出る。
『魔女の宅急便』
そして、この本の紹介。なにしろ、ぶっつけ本番になってしまったので、あまりうまくできなかった。もちろん私はこの本が好きだし、おすすめなのは間違いないのだが、紹介するのならやはりもう一度読みなおして、練習するべきなのだ。
ちなみに、読んだことのある子は皆無だった。映画はほとんどの子が見たことがあるそうだ。だから、映画との違いなどを中心に、読んでみるようにすすめてみた。本には映画にはないエピソードがたくさんあり、違う面白さがあるのだ。
『きつねのホイティ』
『シノダ!』を紹介したならキツネつながりでこの絵本をーと思って持ってきたのだが、できなかったので、つながりはなくなってしまった。
でも、私の大好きな絵本。自信を持って歌いながら読んだ。人間の服を着て人間に化け、旅の者のふりをしてちゃっかり晩ごはんをごちそうになるキツネのホイティ。実はごちそうする奥さんたちは、キツネだということは知りながら面白がっていたのだ。ところが・・・
途中で時間オーバーだと気づいたが、仕方ない。5分オーバーしてしまった。申し訳ない。
15分。