◯ 素話 『白い石と黒い石』
◯ 絵本 『100万回生きたねこ』 佐野洋子
4年1組は今年度4回もあったのに、2組はなんと今日が最初で最後。
数分前に行ってみると、席替えだとかで、ガタガタと机と椅子を移動している最中だった。時間通り始められるのかちょっと心配になったが、さすが4年生、さっさと移動を済ませてきちんと席についた。
まず、先月1組で好評だった『白い石と黒い石』を語った。今日はなぜか、私の出来はあまりよくなくて、言うべき言葉を飛ばしてしまったりしたが、みんな真剣に聞いてくれて、オチには納得してくれたようだ。
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この話は意外と理解しやすいのかもしれない。 一休さんや吉四六さん、彦いちなどのとんち話にはキョトンとされてしまうこともよくあるのだが、これは大丈夫みたい。それとも、4年生だからなのか。
これはさすがに知らない子はいなかったようだ。国語の教科書の「4年生の本棚」にも紹介されているはず。
それでも、これだけの名作、シーンとして集中して聞いてくれた。おかげで私は声を張り上げることもなく、しんみりと読むことができた。子どもはまだこの絵本で涙をながすことはないのだが、将来また出会ってくれるといいなと思う。その時はもっと心にしみるものがあるだろう。
10分。