チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

朝の読書タイム:1年3組(第1回)

◯ 絵本 『はらぺこニードル』 清水真裕/作、西村敏雄/絵

◯ 絵本 『かぞえうたのほん』 岸田衿子/作、スズキコージ/絵

◯ 絵本 『こんにちワニ』 中川ひろたか/作、村上康成/絵

 

 今日は1年3組。見た感じ、小さい子が多いようだった。担任の先生がプリントの直しをさせている最中だったので、準備ができるまで少し時間がかかってしまった。

 

『はらぺこニードル』

はらぺこニードル (絵本・こどものひろば)

 今日は少し物語性の強い、この絵本を持ってきた。「これ、知ってる?」と聞くと、「『はらぺこあおむし』なら知ってる!」だって。2014年に発行された絵本だから、まだ新しい方だからね。

 読み始めると、集中して聞いてくれた。「麺」という言葉が分かるかな~?と不安だったが、絵があるので多分大丈夫だろう。この場合の「麺」はスパゲッティのことのようだ。

 はらぺこの野良犬ニードルはどこのレストランからも追い出され、たどり着いたのは街外れの、ヌードルさんの麺のお店。ヌードルさんはニードルに美味しい麺をごちそうしてくれる。

 ニードルは、こんなに美味しいのになぜお客さんが来ないのだろうと不思議に思う。街外れだからここまではお客さんは来てくれないのだそうだ。そこでニードルが考えた作戦は・・・

 

 楽しいハッピーエンド。裏表紙を見せると「続いてる?」と声がかかった。はい、続いてますよ。表紙と一緒に開いて見せると、「あ、続いてる」と満足そうだった。

 

『かぞえうたのほん』

 

かぞえうたのほん (日本傑作絵本シリーズ)

 次は昨日の1組と同じく定番の『かぞえうたのほん』。今日も数の数え方を復習(?)してから、「この中に数がどう入っているかよく見て聞いてね」と始める。

 反応は同じ。やっぱりこの絵本はいいなあ。

 でも、終わった後わざと(?)「おもしろくなかった」と言う子がいて、先生が焦っていた。あはは。

 

『こんにちワニ』

こんにちワニ (わははは!ことばあそびブック)

 ほぼ時間が来ていたが、強引に最後にこれを読むことにした。開始が遅れたんだから仕方ないよね。これは1分もかからないで読めるし。

 最初は戸惑っていた子どもたちも、だんだん意味がわかってきて、クスクス笑いが起こった。終わると「早っ!」と。そうだよ、すぐに終わってしまうのだ。

 でも、締めにはピッタリの絵本。これからも読むからね。

 10分。