◯ 本の紹介 『ドングリ山のやまんばあさん』 富安陽子/作、大島妙子/絵
◯ 絵本 『こんにちワニ』 中川ひろたか/文、村上康成/絵
今年度初めての5年1組。やっぱり5年生は大きいなあ。
『ドングリ山のやまんばあさん』
この前2組で紹介した、やまんばあさんのシリーズを持ってきた。
「見たことある人?」 5~6人が手を上げた。
「読んだことある人?」1人。
「このくらいの厚さの本を1冊読み通したことある人?」 半分ぐらいの子が手を上げた。
結構行けそうじゃない?
前と同じく、やまんばあさんのおおまかな説明をする。
やまんばあさんは山姥だけど、「三枚のお札」に出てくるような、人を食べる怖い山姥ではありません。山奥に住んでいて、人間の世界のことはほとんど知りません。
そんなやまんばあさんのところへ、ある日、大売り出しのチラシが飛んできました。(チラシの文を読みあげる)
やまんばあさんはそれを自分宛の手紙だと思い込んだのです。でも、やまんばあさんは字が読めません。学校に行ったこともないからね。
だから想像で読みました、こんなふうに・・・
と、こんな具合に紹介し、また作者の富安さんの話もした。富安さんの絵本を何冊か表紙だけ見せて、
富安さんは、赤ちゃん絵本から高学年向きの児童書まで幅広く子どもの本をたくさん書いています。どうして子どもの本を書くのかというと、「大人よりも子どものほうがずっと熱心な読者だと信じているから」だそうです。
子どもは大好きな本は何度でも読むし、よく覚えています。大人になっても懐かしく思い出したりするんですよ。だから、皆さんぐらいの時にたくさん本を読んでくださいね。
気づくとほぼ10分を使ってしまっていた。
そこで、定番絵本の中から、一番短い『こんにちワニ』を読んで締めることにした。
『こんにちワニ』
取り出すと、子どもたちは「ああ!」と嬉しそうな懐かしそうな顔をした。ダジャレだらけの『こんにちワニ』。
さよな ラーメン
ごきげん ヨーヨー
はい、また今度ね。
10分。