私 ◯ 素話『チョウチョのお嫁さん探し』 アンデルセン童話
私 ◯ 絵本 『せみとりめいじん』 かみやしん/作、奥本大三郎/監修
Oさん◯ 紙芝居 『あぶらぜみのあぶちゃん』高家博成/脚本、タダサトシ/絵
Oさん◯ 絵本 『きょうはすてきなおばけの日』 武田美穂
まず、館長先生がクイズや言葉遊びや歌をやったので、結局15分遅れで始まった。子どもたちは落ち着いていた。
Oさんがセミの紙芝居をすると聞いていたので、私もそれに合わせてプログラムを考えてきた。
『チョウチョのお嫁さん探し』
チョウチョが花をお嫁さんにしようと考えて、どの花にしようか、探して回る話。花の名前がたくさん出てくるので、全部写真を大きくプリントして、見せながら語った。
ヒナギク、クロッカス、アネモネ、スミレ、チューリップ、スイセン、リンゴ、エンドウ、ハッカ草。
チューリップだけはみんな大きな声で答えてくれたが、他はほとんどわかっていなかったみたい。写真を持ってきてよかった。
単純な話だが、写真のおかげか、みんなよく聴いてくれた。
『せみとりめいじん』
次はセミ捕りの絵本。セミ捕り名人のごんちゃんが、初心者のてっちゃんにセミ捕りのコツを伝授する。意外とレアな情報が盛りだくさんで、本当にセミ捕りをするときには役に立ちそう。
これも静かに聴いていたが、セミにおしっこを引っ掛けられるところだけは笑い声が起こった。どうして子どもってこういうのに反応するんだろうね?
ここでOさんに交代。
『あぶらぜみのあぶちゃん』
これは写真ではないが、緻密な絵でセミが卵から成虫になるところまでを物語形式で表している。セミが脱皮するところなど、興味深く見ていた。
最後に、いろんな種類のセミが出てきて、さっきの私の絵本にも出てきたせいか名前を当てた子もいた。
『きょうはすてきなおばけの日』
これは「知ってる」という子もいた。ちょっとざわついて来たが、かぶりつきで見ている子も多かった。
お化けに出会って逃げている男の子が、頼る人頼る人、みんな実はお化け。最後は自分もお化けだったなんて。
Oさん、絵本をかなり上向きに持って読んでいたため、ちょっと見にくかった。曇だったので、光って見えないということはなかったが、後で一言話しておいた。
正味23分ぐらい。