◯ 本の紹介 『ウェイサイド・スクールはきょうもへんてこ』『ウェイサイド・スクールはますますへんてこ』 ルイス・サッカー/作、野の水生/訳、きたやまさとし/絵
先生がいらっしゃらなくて、みんなガヤガヤしていたが、私が入っていくと声を掛け合ってすぐに全員席についた。さすが5年生。
『ウェイサイド・スクールはきょうもへんてこ』『ウェイサイド・スクールはますますへんてこ』
今日はルイス・サッカーのこの本(シリーズ)を紹介することにした。学校の図書館に入っているものの、新品で誰も借りた形跡がないかわいそうな本。
お話は奇想天外。各階に1教室ずつの30階建ての学校ウェイサイド・スクール30階のクラスで起こる不思議な出来事、ユニークな子どもたちの様子を、30の短いお話で綴っている。
そもそも第1話からして、担任の先生ミセス・ゴーフが次々に子どもたちをリンゴに変えてしまうというびっくりな展開。この辺を、粗筋で説明しようとしたのだが、準備不足であまりうまくいかなかった。やっぱり頭のなかで考えているだけではなく、実際に文字にしてみて口に出して練習しておかなければ駄目だと思った。反省。
そして、数の苦手な『ジョー』の章を全部朗読した。ちょっと早口になってしまったかな。それと、多少声色を使って誰の台詞だかわかりやすくしたつもりだが、後の方でクラスメートが次々にしゃべりだして、混乱したかも。
続編の『ウェイサイド・スクールはますますへんてこ』も続けて読むと、それぞれの短編がつながりを持って、おもしろくなるよ、りんごになって食べられてしまったゴーフ先生のことも出てくるよ、と話しておいた。
ずっとシーンとして聴いていてくれたが、興味を持って借りてくれるかどうかは不安だ。もしかしたら、飽きていたのかな。
10分。