チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

朝の読書タイム:6年1組(第3回)

◯ 本の紹介 『シノダ! チビ竜と魔法の実』 富安陽子

◯ 絵本 『オニのサラリーマン』 富安陽子/文、大島妙子/絵

 

 先月6年2組で紹介した『シノダ!チビ竜と魔法の実』を1組でも紹介することにした。 

chocolate-doughnuts.hatenablog.com

 

 まず、昨年度紹介した『ドングリ山のやまんばあさん』(同じ富安陽子さんの作品)を見せて、「これ、読んだことある人?」と聞いてみる。

ドングリ山のやまんばあさん

 おかしい。誰一人手をあげない。

「え? そんなはずないでしょ?」と突っ込むと、「紹介はしてもらった」と後ろの方から声が。その後、前の方の男の子がボソッと「読んだ」と。6年生になると、元気よく手をあげたりしないのかな?

 まあ、いいや。とにかく話を進める。

 富安陽子さんは絵本もたくさん書いているよ、と表紙だけパパッと見せた。

まゆとうりんこ やまんばのむすめまゆのおはなし (こどものとも絵本)

ケンカオニ (こどものとも700号記念コレクション20)

オニのサラリーマン (日本傑作絵本シリーズ)

 さて、ここから本番。

 

『シノダ! チビ竜と魔法の実』

チビ竜と魔法の実―シノダ!

 2度めなので、昨夜ちょっと練習したくらいでも、前よりうまく紹介できた。台本もほとんど見なくて大丈夫だった。

 みんなシーンとして聞いていたけど、興味を持ってくれたのか、実際に図書館に足を運んでくれるのか、反応はよくわからなかった。低学年みたいにストレートに口に出したりしないからね。

 

 5分ぐらい余ったので、さっき見せた絵本の中から1冊読むことにした。

『オニのサラリーマン』

オニのサラリーマン (日本傑作絵本シリーズ)

 

 これは富安さんが実際に見た夢を元にして書いたお話だそうだ。

 地獄の鬼たちは実はサラリーマンで、毎日地獄へ通勤しているという。地獄勤めもなかなか大変。

 台詞が関西弁なので、私にはちょっと読むのが辛いところもあったが、「なんちゃって関西弁」で我慢してもらった。

 

 10分ちょっと。