◯ 素話 『白い石と黒い石』
◯ 絵本 『むらの英雄』 わたなべしげお/文、西村繁男/絵
◯ 絵本 『こんにちワニ』 中川ひろたか/文、村上康成/絵
みんなきちんと席について待っていてくれたので、数分だけ早く始めることができた。
『白い石と黒い石』
まずは、毎年忘れずに4年生に話そうと決めたこの話。知っている子はいなかったようだ。
chocolate-doughnuts.hatenablog.com
昨年度の↑と同じメニューにした。話の内容については↑に書いた。
私自身が、中学の数学の先生からと大学の数学の先生から、の2回聞いた話だということをまず話した。
みんな真剣に聞いてくれた。
窮地に陥った娘の答えを言う前に、わざと間を取ったが、「手に白いペンキを付けておいて・・・」とか案を出す子は誰もいなかった。
『むらの英雄』
これは低学年にはおもしろさがわかりにくいのだが、この子どもたちはわかってくれたみたい。口に出したり笑ったりはしなかったが、ちょっとしたざわめきや息遣いでわかった。
12人の男たち、そしてついには村中で、妄想がふくらみ、最後まで現実に気づかないおもしろい話だ。
『こんにちワニ』
最後の締めは定番のこれ。
「では、最後に」と言った段階で、「ああ!」とわかったみたい。一緒に声を出してくれはしなかったけど、クスッと笑ってくれた。
13分ぐらい。