◯ 絵本 『ぽんこちゃんポン!』 乾栄里子/文、西村敏雄/絵
◯ 絵本 『まて まてー!』 宮西達也
◯ 絵本 『かぞえうたのほん』 岸田衿子/文、スズキコージ/絵
このクラスでも、私が入っていくと椅子を持ってどんどん集まってきた。前に来すぎだよ~って感じの子も・・・。
『ぽんこちゃんポン!』
表紙を見せると、「たいへんよくできました」と読んでくれた子がいた。
はんこが大好きなぽんこちゃん。動物園のスタンプラリーに参加しようと張り切って行ったのだが、スタンプラリーは前日で終わってしまっていた。
がっかりしているぽんこちゃんの肩をとんとんと叩いたのは・・・。
すぐに「ゾウ!」と声が上がった。その後も、次々と動物の名前を当ててくれる。ペッタンポン!と押された形を見て、「お尻~!」「サルのお尻!」とこれも当ててくれた。ゴリラだったけどね。
最後に芋ばんが出てきて、「みんなもやったことある?」と聞いたら、「ある~」「いろんなのでやった」「オクラでやった」など賑やかになりすぎて、ちょっと後悔。
『まて まてー!』
これは、釣り針についたえさを魚が食べようとすると、次々にもっと強い魚がやってきて横取りしようとする。
これも、次に来る魚の一部が描かれているので、元気よく当ててくれた。もっとも、実際に出てくる魚は「アカエイ」とか「トラウツボ」とか「ホオジロザメ」とか、結構専門的な名前なのだが。
裏表紙を見せたら、「わあ~!」と予想外に大反響だったので、何事かと思ったら、釣りを諦めたおじさんのボートの下の海中に、大きなサメのシルエットがはっきり見えていたのだった。私は気づかなかったが、子どもたちはよく見ているなぁ。
「食われちゃうよ」「サメ!」「でかい」など興奮気味だった。
『かぞえうたのほん』
これは定番絵本。このクラスでは初めてだったみたいなので、数を強調しながら読んでいった。笑ったり、「おえ~」と言ったり、「いいじゃん」と言ったり、程よい反応で、楽しかった。
定番絵本は私が慣れていて余裕があるので、絵をしっかり見せることが出来るし、反応もよく見られる。顔は向けないようにしているけどね。
13分?