Oさん◯ 紙芝居 『ざしきわらし ほーいほい』 さえぐさひろこ/脚本、梅田俊作/絵
Oさん◯ 絵本 『みつけたぞ ぼくのにじ』 ドン・フリーマン/文/絵、大岡信/訳
私 ◯ 素話 『虹の鳥』 オーストラリアの昔話
私 ◯ 絵本 『やまんばあかちゃん』 富安陽子/文、大島妙子/絵
44人。今日は天気がよく、外で元気に遊んだためか、ほっぺが赤い。眠そうな子もいる。
『ざしきわらし ほーいほい』
赤い頭巾に赤いちゃんちゃんこ、赤い顔したはだしの子が、こすずばあさんの家に現れる。いたずらっ子だが、こすずばあさんは笑ってかわいがっているようだ。ある日・・・
不思議な、憎めない座敷わらしのお話。
結構地味で長めのお話だが、子どもたちはシーンとして聞いていた。が、数人本当に眠くて頭がグラグラしている子がいた。この子たちは結局、その後もずっと眠っていたー。
『みつけたぞ ぼくのにじ』
数日前、雷雨と晴れが交互に何度もやってきて、きれいな虹が出たそうだ。Oさんはその話から入った。子どもたちも「見た!」という子が多くて、ちょっと興奮気味。
この絵本は、虹と友だちになって一緒に遊ぶ男の子のお話。夢がある。
「3色しかないよ」などという子もいたが。
ちょっと小さくて遠くの子には見にくかったと思うが、絵は細かくなくて単純なのでストーリーを追うのには問題なかった。
ここで私に交代。
『虹の鳥』
虹の話を受け取って、オーストラリアの昔話を語ることに。「オーストラリア」と言っただけで「知ってる!」と声が上がる。
虹に黒いシミができてしまって、原因は虫が虹を食べているからだという。天から虹色の鳥がやってきて、地上の鳥たちに助けを求める。
そのころ鳥たちはみんな灰色や黒の地味な色だった。求めに応じて虹を助けに行った鳥もいれば、いろいろ理由をつけて行かなかった鳥もいた。
虹を助けるために、苦労して虫をやっつけた鳥たちは虹の色が移ってきれいな色になった。行かなかった鳥は、灰色や黒のまま。
と、話していくと、急に思いついたらしく「あ、カラス!」「カラスは行かなかったんだ!」と叫ぶ子たち。可愛いなあ。
『やまんばあかちゃん』
これは12分もかかるのでちょっと迷ったが、家で読んでみたらとても心地よかったので、読むことにした。朝の読書タイムでは長すぎて読めないし。
昔、富士山の噴火で飛んできた岩から生まれた、やまんばあかちゃん。ものすごくパワフル。森の動物達は順番に里親になって、やまんばあかちゃんを育てていくことにした。
とっしんドーン、ゆさゆさビューン、ヒューバシャンパクリなど、それぞれ自分の得意技を教えていく。
静かによく聞いてくれたが、終わった時に「長かった」と言う声が聞こえた。やっぱりちょっと飽きたのかな?
30分くらい。