◯ 素話 『白い石と黒い石』
◯ 絵本 『ぱくぱく はんぶん』 渡辺鉄太/文、南伸坊/絵 「こどものとも年中向き」2017年4月号
5分ぐらい前に教室についたら、まだガサガサしていたが、すぐに準備して落ち着いたのでさすがだと思った。教室の端から端まで机がぎっしり。
素話 『白い石と黒い石』
4年2組に続いて、今年はちゃんと1組にも語ることができた。これはいい話。
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「知っている人がいたら、ネタバレなしでお願いね!」と言って始めた。みんな静かに集中して聞いてくれた。
いつもよりちょっと話が膨らんで長めになったかもしれないが、滑らかに最後まで語ることができた。オチは、多分分かってくれたと思う。
今日は始める前ではなく、語り終えてから「これは数学の先生から聞いた話です」と補足説明をした。「白い石を取りたい、を逆転の発想で、黒い石を残したい、と考えるわけです。こういう考え方が数学でも大切になることがあります」
『ぱくぱく はんぶん』
そして今日も、続けて分数にちょっと関係のあるこの絵本を読んだ。ちょっと早口で読んでみた。テンポよく言ったほうがおもしろいかな、と思って。
半分、半分、とおばあさんのケーキがどんどん小さくなっていくところでは、やはりクスクス笑いが起こった。
単純だけどおもしろい。
これは名作だと思う。ハードカバーで出るといいなあ。
『こんにちワニ』
最後に素早く、定番のこの絵本を出した。
見せるとすぐに「ああ!」と声が上がった。みんな覚えていてくれたんだね。
「覚えている人は一緒に言ってね」と言って始めると、声を合わせて読んで(暗唱して?)くれた。
いい雰囲気で、おしまい。
10分。