◯ 素話 『ふくらし粉』 英語と日本語で語る フランと浩子おはなしの本〈第1集〉より
◯ 絵本 『もりもりくまさん』 長野ヒデ子/文、スズキコージ/絵
1学期はタイミングが悪く、このクラスに入れなかったので、なんと今日が初顔合わせ。それでも、児童館で会っている子は知っている。名前も覚えてくれている子もいた。
35人ぐらいでぎっしりの教室で、みんな行儀よく、目を輝かせてこちらを見ている。
『ふくらし粉』
↑この本に載っているお話だが、私は自分なりに少し味付けを変えて語っている。
例えば、この本のテキストだと、歌の歌詞や「Big Hungry Bear!」など、英語のままになっている部分があるが、私は全部日本語に直して語って(歌って)いる。
「英語の「B」の破裂音で迫力を出すということだが、そこは私は「大きな腹ペコぐまでした。『がお~!俺は腹が減っているんだ・・・』」の『がお~!』でその迫力を出している。子どもたちの様子を見ながら、どのくらい怖がらせるか加減して。
この話は私が一番得意なものなので、今日も子どもたちとの一体感を楽しみながら演じることができた。すごい盛り上がりだった。子どもたちはワクワクが止まらないという感じ。
そんなふうにノリノリで語っていたためか、子どもたちが「わあ~」と歓声を上げるので収まるのを待ったりしていたためか、いつもより時間がかかった気がする。10分近くかかったかな。
『もりもりくまさん』
もう時間がなくなってしまったが、無理やり定番のこの絵本を早口で読んだ。これもクマつながりだし、定番絵本を一冊は読みたかったから。
早口で読むと1分ぐらいで終わるから大丈夫。そして、そのおもしろさもわかってくれたみたい。よく笑っていた。
終わると「早い~」「もっと~」「おもしろかった」などと声が上がって、嬉しかった。
10分。