Oさん◯ 紙芝居 『なぜクリスマスツリーをかざるの?』 岩倉千春/脚本、アリマジュンコ/絵
Oさん◯ 絵本 『ゆきおとこのバカンス』 白鳥洋一
私 ◯ 素話 『葉のない木と葉のある木』岐阜県の民話
私 ◯ 絵本 『なーちゃんとおおかみ』 多田ひろみ/作、柳生弦一郎/絵
日が短くなった。4時でももう暗くなっている。お集まりをして歌を歌ってからおはなし会。子どもたちは結構多くて、54人。
いつものようにOさんから。
『なぜクリスマスツリーをかざるの?』
クリスマスの季節には魔物たちが動き出すんですって。お化けや魔女がメアリーのうちにやってきた。どうしたらいい?
クリスマスツリーの意味を、キリスト教的なものからちょっと距離を置いてわかりやすく話している。
地味な話とおとなしい絵だが、子どもたちは静かに集中して見ていた。
『ゆきおとこのバカンス』
冬しか知らないゆきおとこが、バカンスに夏を体験しに出かける。単純なストーリーだが、とてもわかりやすいはっきりした絵で、迫力がある。
子どもたちは「バカンス」の意味はわからなかった様子。あと、最後のゆきおとこの強がりの発言の意味もわからなかったかな。
ここで私に交代。
『葉のない木と葉のある木』
楢の木の絵、松、杉、桧の木の絵を持って来て、見せながら語った。
スズメとカラスが一夜の宿を貸して欲しいと楢の木に頼むのに、楢はお高くとまって、そんな下等な鳥に宿は貸せないという。神様が間に入って頼んでもだめ。
仕方がないので松、杉、桧に頼むと快く宿を貸してくれた。
だから、神様は楢の木は冬には葉がなくなるように、松、杉、桧は冬でも青々と葉が茂っているようにしてやったという。
絵を見せながらだったので、よく分かってくれたと思う。
『なーちゃんとおおかみ』
これはオオウケ!
まず、絵が楽しい。なーちゃんが裸んぼなのも楽しいらしいし、オオカミもユーモラス。
オオカミが、石鹸だらけのなーちゃんを捕まえようとするたびに「つるん」と抜けてしまうところや、お湯をオオカミの顔にバシャっとかけるところなど、大笑いだった。
とっても可愛くて楽しい絵本。
20分ぐらい。