チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

今年度16回目の児童館おはなし会

Oさん◯ 絵本 『これは、ねこです』 ヒース・マッケンジー

Oさん◯ 紙芝居 『くろねこのしろいはな』わしおとしこ/文、藤本四郎/絵

私  ◯ 素話 『猫女房』 岩手県遠野市の昔話

私  ◯ 絵本 『トラとネコ』プル・トゥリパティ/再話、いばやしまさこ/絵 「こどものとも」2010年6月号

 

 やっとインフルエンザも落ち着いたらしく、今日は50人近くの子どもたちがいた。

2月2日はニャンニャンのネコの日だったので、今日はネコの話を揃えてみた。

 

いつものようにOさんから。

『これは、ねこです』

ほんとに?しかけえほん (2) これは、ねこです。

 Oさんは、各ページの「これは、◯◯です」の◯◯の部分に黒いテープを貼って隠しておき、子どもたちに当てさせながら読んだ。子どもたちは大興奮でいろいろ当てずっぽうの答えを叫ぶ。

 これは難しくて、大人でもなかなかわからないよ。最初から答えを見せていてもよかったかも。答えがわかっていても、右側の絵を開くとどうやってその動物になるのか、見当がつかない。

 まあ、それでも子どもたちは喜んでいた。

 「そんな紙貼っていいの?」「剥がしちゃっていいの?」「図書館の本にそんなことしちゃだめなんだよ」などと盛んに木にする子はいたが。

 

『くろねこのしろいはな』

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 これは怠け者の男が生まれ変わる時に、鼻だけ白い黒猫にしてくれとエンマ大王に頼んだ話。

 子どもたちは「閻魔さま、優しい!」と叫んでいた。この怠け者の希望をすぐに叶えてやるから、確かに優しいかも。

 この男がなぜそんな猫にしてくれと頼んだのかは、あとで分かる。結局怠けたいためだったのだが・・・。

 

私に交代。

『猫女房』

 貧乏な男が、捨てられた雌猫を拾って大切に世話をしていたら、その猫が少しでも役に立とうと粉挽きをするようになり・・・

 単純な話だが、顔を見て話すので、子どもたちは真剣に聞いていた。

 

『トラとネコ』

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 これは「こどものとも」の月刊誌。ネパールの昔話だそうだ。

 昔、トラとネコは仲の良い親戚だった。ある日、トラはネコの子どもに木登りを習うことに。高い木にやっと登れたが、下り方を教わっているうちにお腹が空いてきて・・・。

 なぜネコが人と一緒に暮らすようになったのか、なぜフンを土で隠すようになったのか、その理由をつけている昔話。

 絵がとても派手で、特にトラの顔がすごい。私は好きだな~。

 

20分ちょっと。