Oさん◯ 絵本 『これは、ねこです』 ヒース・マッケンジー
Oさん◯ 紙芝居 『くろねこのしろいはな』わしおとしこ/文、藤本四郎/絵
私 ◯ 絵本 『トラとネコ』プル・トゥリパティ/再話、いばやしまさこ/絵 「こどものとも」2010年6月号
やっとインフルエンザも落ち着いたらしく、今日は50人近くの子どもたちがいた。
2月2日はニャンニャンのネコの日だったので、今日はネコの話を揃えてみた。
いつものようにOさんから。
『これは、ねこです』
Oさんは、各ページの「これは、◯◯です」の◯◯の部分に黒いテープを貼って隠しておき、子どもたちに当てさせながら読んだ。子どもたちは大興奮でいろいろ当てずっぽうの答えを叫ぶ。
これは難しくて、大人でもなかなかわからないよ。最初から答えを見せていてもよかったかも。答えがわかっていても、右側の絵を開くとどうやってその動物になるのか、見当がつかない。
まあ、それでも子どもたちは喜んでいた。
「そんな紙貼っていいの?」「剥がしちゃっていいの?」「図書館の本にそんなことしちゃだめなんだよ」などと盛んに木にする子はいたが。
『くろねこのしろいはな』
これは怠け者の男が生まれ変わる時に、鼻だけ白い黒猫にしてくれとエンマ大王に頼んだ話。
子どもたちは「閻魔さま、優しい!」と叫んでいた。この怠け者の希望をすぐに叶えてやるから、確かに優しいかも。
この男がなぜそんな猫にしてくれと頼んだのかは、あとで分かる。結局怠けたいためだったのだが・・・。
私に交代。
『猫女房』
貧乏な男が、捨てられた雌猫を拾って大切に世話をしていたら、その猫が少しでも役に立とうと粉挽きをするようになり・・・
単純な話だが、顔を見て話すので、子どもたちは真剣に聞いていた。
『トラとネコ』
これは「こどものとも」の月刊誌。ネパールの昔話だそうだ。
昔、トラとネコは仲の良い親戚だった。ある日、トラはネコの子どもに木登りを習うことに。高い木にやっと登れたが、下り方を教わっているうちにお腹が空いてきて・・・。
なぜネコが人と一緒に暮らすようになったのか、なぜフンを土で隠すようになったのか、その理由をつけている昔話。
絵がとても派手で、特にトラの顔がすごい。私は好きだな~。
20分ちょっと。