チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

朝の読書タイム:3年1組(第4回)

◯ 絵本 『あずきの あんちゃん ずんちゃん きんちゃん』 とみなが まい/文、植垣歩子/絵 「こどものとも」2018年3月号

◯ 絵本 『かぞえうたのほん』 岸田衿子/文、スズキコージ/絵

 

 みんな体操着に着替えた状態で待っていた。ひとりか二人、準備が終わっていない子がいて、ちょっとだけ待ったけど。

 

『あずきの あんちゃん ずんちゃん きんちゃん』

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 月刊「こどものとも」の最新号。

 お手玉からこぼれ出た小豆の3兄弟の冒険物語(?)。この3人の性格がそれぞれで、言葉遊びの詩のように調子よく語られるので楽しい。特に、末っ子のきんちゃんが「あずきの きんちゃん きがながい」、カラスに食べられても「けれど きんちゃん きにしない」と言うので、子どもたちもクスリと笑っていた。

 最後は土に落ちて芽を出し、たくさんの小豆を実らせる。想像通りの結末。

 終わってから「小豆を育てたことのある人いる?」と聞くと、いなかったが、先生によると大豆はみんなで観察しているそうだ。

 

『かぞえうたのほん』

かぞえうたのほん (日本傑作絵本シリーズ)

 思ったより時間が余ったので、次をどれにしようかちょっと焦った。

『わたしとわたし』を出したけど、このクラスで前回読んだものだったのでやめて、定番のこれにした。

『かぞえうたのほん』こそ何度も読んでいるのだけど、これは定番って決めているから、何度読んでもいいことにしている。勝手かな? でも、大人になっても覚えていて欲しい絵本だから。

 さすがに初めてのときのような笑いは起こらないけど、楽しいもんね。

 

10分。