チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

朝の読書タイム:2年1組(第1回)

◯ 絵本 『ルラルさんのほんだな』 いとうひろし

◯ 絵本 『さかさことば うんどうかい西村敏雄

 

 明日が運動会なのだが、今日は雨降りなので、朝の図書館は大混雑だった。

 ちょっと早めに教室前で待機。2年生になってから3クラスに増えたので、1クラスの人数が減って教室が広々としている感じ。

 

『ルラルさんのほんだな』

ルラルさんのほんだな (いとうひろしの本)

 「あれ?なんだか見たことある」との声。ルラルさんのシリーズはたくさんあるからね。

 これはその中でも私のお気に入り。

 ルラルさんが動物たちに地底探検の絵本を読んであげていると、ネズミが「あっ ぼく、そのあな しってる。」と言い出し、みんなでその穴の探検に出かけることになってしまう。「だけど ほんが とちゅうだよ」と渋るルラルさんも結局連れ出されて、穴の中を探検するうち、夢中になってくる。

 あちこちの穴を探検したルラルさんは、冒険は本の中にしかないと思っていたのに、

いえから ちょっと そとに でれば すぐちかくに こんなに たのしい ぼうけんが まっています。

 と考えを改める。

 でも、やがて動物たちは帰って本の続きを読んで欲しいと言う。そして・・・

 

『さかさことば うんどうかい

さかさことばで うんどうかい【新版】 (こどものとも絵本)

 どこかの教室から元気のよい「赤、赤、赤、ゴーゴーゴー!」と運動会の歌が聞こえてきた。子どもたちは気が散った様子もなく聞いてくれていたが、次は運動会の絵本にした。

 「さかさことば、っていうのは、上から読んでも下から読んでも同じ言葉ね」と説明すると、すぐに「トマト!」「キツツキ!」と言う声が上がった。

 それよりはちょっと長いおもしろい回文がいっぱい詰まっている。全部運動会のシーン。

 ざんねん ねんざ

と、キリンが捻挫して包帯を巻いてもらっている場面や、

お昼休みのカバの台詞

 ねると ふとるね

などに反応していた。

 でも、一番前の子が何度も「わかんない」を連発していたのが気になった。

 

少し早く始められたので13分ぐらい。