◯ 絵本 『あめのちゆうやけ せんたくかあちゃん』 さとうわきこ (こどものとも2013年4月号)
◯ 絵本 『へろへろおじさん』 佐々木マキ
◯ 絵本 『もりもりくまさん』 長野ヒデ子/文、スズキコージ/絵
早めに行って待っていたら、先生が数分早く始めさせてくれた。こういう数分ってありがたい。これだけでだいぶ違う。
『あめのちゆうやけ せんたくかあちゃん』
せんたくかあちゃんシリーズは3冊あるが、これは単行本になっていないもの。それでも、知っているという子はいた。
子どもたちの反応は良くて、例えば川を流れてくる汚いものを「なんだろう?」「あ、星だ」「月だ!」と声に出していた。邪魔にならないちょうどいい程度なので、進めやすかった。
最後に星や月をシャボン玉に乗せて空に帰す場面には、納得していた様子。
『へろへろおじさん』
これは私のお気に入りで、何度も読んでいる定番絵本のひとつなのだが、最近「講談社出版文化賞」を受賞したとのニュースを見た。
この絵本はいつでも子どもたちに大受け。今日も、よく笑った。次はどんな災難が降りかかるのか予想したり、その結果に笑ったり。
でも、最後にアイスクリームが落ちてしまったときには誰も笑わなかった。これは、つい共感してしまうから笑えないよね。佐々木マキさん、うまく作ってある。
そして、その後の思いがけないハッピーエンド。子どもたちもホッとしたことだろう。
『もりもりくまさん』
まだ少し時間があったので、これを読むことにした。これも私の定番絵本。
表紙を見せたとき「クマ、怖そう・・・」と言う子がいたが、読み始めたら楽しい内容なので喜んでいた。ほぼ毎ページに出てくる「わお!」に反応したり、くまさんのすごい食欲や力こぶなど、大胆な絵にも笑ったり驚いたりしていた。
初めてなので、各ページゆっくりと良く見せながら進めた。
12分ぐらい。