◯ 絵本 『はずかしがりやの れんこんくん』二宮由紀子/文、長野ヒデ子/絵
◯ 絵本 『へろへろおじさん』 佐々木マキ
◯ 絵本 『もりもりくまさん』 長野ヒデ子/文、スズキコージ/絵
早めに廊下で待っていたら、先生が「ちょっと早いけど、どうぞ」と始めさせてくれた。ラッキー。
40人ぎりぎりの1クラスなので、教室に机がぎっしり。でも、みんな行儀よく、興味津々で聞いてくれた。
『はずかしがりやの れんこんくん』
絵がはっきりしていた、とても見やすい。そして、特に最後の蓮の花が咲いた場面がとってもきれいなので気に入った。
お話は、いつも土の中に隠れている恥ずかしがり屋のれんこんくん。体に穴があいているからなんだって。 そこで、どじょうや魚やトンボたちが、れんこんくんのいいところを一生懸命探してくれる。そのやりとりも(子どもは気づかないかもしれないけど)ちょっと含みがあっておもしろい。
やがて、れんこんくんは実は水面の蓮の葉を支えているのだとわかり、みんなに感謝される。そして、夏になると一面に花が咲き・・・。
『へろへろおじさん』
今日もこれを読むことにした。私のお気に入り。
手紙を出しに出かけたおじさんが、次々と災難に遭う。子どもたちは、階段から落ちた場面では「あ、これ、痛いんだよね」(経験あるんだね)と言ったり、マットをたたいている女の人が出てくると「あ、嫌な予感」「やっぱり~」などと笑いながら楽しんでいた。
でも、やっぱりアイスクリームを落としたところでは、笑わずにしーんとして同情している様子。最後は優しい女の子がアイスクリームをくれて、ハッピーエンド。よかったね。
『もりもりくまさん』
これはお馴染みの定番なので、覚えている子も多かった。
「わお!」が毎ページ出てくるのがおもしろいみたいで、真似する子が結構いた。
明るい大胆な絵と、調子の良いことばで、元気になる絵本。
「今日も、もりもり元気に過ごしてください」と言って終わりにした。
13分。