チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

2018年度6回目の児童館おはなし会

Oさん◯ 絵本 『わたしのうみべ』 長新太

Oさん◯ 紙芝居 『さんごのくにの おきゃくさま』 やえがしなおこ/脚本、くずはら順子/絵

私    ◯ 素話『7月7日のカッパ』

私       ◯ 絵本 『やまからきた ぺんぎん』 佐々木マキ

 

 とても暑い日だった。子どもたちは汗だくで遊んでいた様子。ちょうど中に集まって、館長先生の支持で静かに寝転んでいるところだった。

 

『わたしのうみべ』

わたしのうみべ

 

 毎朝、海辺に不思議なものが打ち上げられている。

 ページを開くたびに子どもたちは「え~っ!「ありえない!」などと大騒ぎ。読む声が聞こえなくなるほどだった。反応があるのはいいけれど、けじめがなくて困った感じ。

 

『さんごのくにの おきゃくさま』

 

さんごのくにのおきゃくさま (ともだちだいすき)

 絵がはっきりしていて見やすく、遠目がきく。

 お話は、ちょっと浦島太郎と似ているところもある。最後に悪役の二人が海に落ちたところでは「死んだの?」と気にしていた。イソギンチャクとナマコになって海の底にいる・・・ときくと「ありえない~!」だって。

 

 ここで私に交代。「なんだかちょっと口が忙しい子がいたね」と言うと、まさにその調子に乗りまくっていた男の子が間髪入れずに「それ、俺!」と悪びれない。

 でも、私がちゃんと顔を見ながら素話を始めると、みんな静かになった。

 

『7月7日のカッパ』

 この話は、ちょうど3年前の今頃にも児童館で語ったもの。

 我が子が生まれたときに神様たちが「あの子は7歳の7月7日にカッパに命を取られる」と話しているのを聞いてしまい、なんとか助けたいと願う男。

 割と単純な話だが、子どもたちはよく聞いていた。

 

『やまからきた ぺんぎん』

やまからきたぺんぎん (おはなしえほんシリーズ)

 山で魚ばかり食べていたペンギンが「かき氷を食べたい」と街へやってくる。暑さにへとへとになりながら、やっとかき氷屋さんを見つけてかき氷を夢中で食べるが・・・。

 事件に巻き込まれたりして、結構おもしろい。みんなよく聞いて、笑ってくれた。

 今日はとても暑かったので、この絵本はぴったりだった。