Oさん◯ 絵本 『わたしのうみべ』 長新太
Oさん◯ 紙芝居 『さんごのくにの おきゃくさま』 やえがしなおこ/脚本、くずはら順子/絵
私 ◯ 素話『7月7日のカッパ』
私 ◯ 絵本 『やまからきた ぺんぎん』 佐々木マキ
とても暑い日だった。子どもたちは汗だくで遊んでいた様子。ちょうど中に集まって、館長先生の支持で静かに寝転んでいるところだった。
『わたしのうみべ』
毎朝、海辺に不思議なものが打ち上げられている。
ページを開くたびに子どもたちは「え~っ!「ありえない!」などと大騒ぎ。読む声が聞こえなくなるほどだった。反応があるのはいいけれど、けじめがなくて困った感じ。
『さんごのくにの おきゃくさま』
絵がはっきりしていて見やすく、遠目がきく。
お話は、ちょっと浦島太郎と似ているところもある。最後に悪役の二人が海に落ちたところでは「死んだの?」と気にしていた。イソギンチャクとナマコになって海の底にいる・・・ときくと「ありえない~!」だって。
ここで私に交代。「なんだかちょっと口が忙しい子がいたね」と言うと、まさにその調子に乗りまくっていた男の子が間髪入れずに「それ、俺!」と悪びれない。
でも、私がちゃんと顔を見ながら素話を始めると、みんな静かになった。
『7月7日のカッパ』
この話は、ちょうど3年前の今頃にも児童館で語ったもの。
我が子が生まれたときに神様たちが「あの子は7歳の7月7日にカッパに命を取られる」と話しているのを聞いてしまい、なんとか助けたいと願う男。
割と単純な話だが、子どもたちはよく聞いていた。
『やまからきた ぺんぎん』
山で魚ばかり食べていたペンギンが「かき氷を食べたい」と街へやってくる。暑さにへとへとになりながら、やっとかき氷屋さんを見つけてかき氷を夢中で食べるが・・・。
事件に巻き込まれたりして、結構おもしろい。みんなよく聞いて、笑ってくれた。
今日はとても暑かったので、この絵本はぴったりだった。