チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

2018年度15回目の児童館おはなし会

Oさん◯ 紙芝居『あとかくしの雪』ときわひろみ/脚本、藤本四郎/絵

Oさん◯ 絵本『へんしんするゆび』宇田敦子/作、寄藤文平/デザイン かがくのとも 2014年3月号)

私  ◯ 素話『雪』中国の昔話

 

私  ◯ 絵本『クリスマスのつぼ』 ジャック・ケント/作・絵、清水真砂子/訳

 

 今日はちょっと少なくて34人ぐらい。外でいっぱい遊んだ後だが、元気だった。

『あとかくしの雪』

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 心温まる昔話。Oさんはこの絵が好きで選んできたとのこと。お腹をすかした旅のお坊さんのために、庄屋の畑から大根を盗んできたお婆さんだが、足跡が残ったため次の朝には捕まってしまうと怯えている。でも、朝起きてみると一面の雪で足跡は隠されていた。

 そこで終わると、子どもたちは「え?」「終わり?」とキョトンとしていた。「雪かきしたらバレちゃうじゃん」などと言っている。確かにね~。でも、この話は多分、雪深い地方で、一度雪が積もったらどんどん重ねて積もって、春までとけないんじゃないかな。

 

『へんしんするゆび』

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 絵本に開いた穴から指を出すと、それがソーセージになったりスナック菓子になったり時計の針になったりする楽しい絵本。

 中にはちょっと無理があるものもあったが、子どもたちは楽しそうにしていた。

 

ここで私に交代。

『雪』

 「あとかくしの雪」にちなんで、私も雪の話を持ってきたが、これは雪の代わりに小麦粉や砂糖が降る村の話。「小麦粉って何?」「片栗粉は?」などの声も出た。単純な話だが、子どもたちはよく聞いて夢中になっていた。

 

『クリスマスのつぼ』

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 これはメキシコの話。2つのつぼの話を通して、メキシコのクリスマスの風習が紹介されている。一緒に作られたのに全く違う使われ方をした2つのつぼだが、最後はゴミ捨て場で再び一緒になる。そして「だれにも みんな それぞれに ねうちがあるとわかって うれしかったのです」と締めてある。