◯ 絵本『つんつくせんせいとかさじぞう』たかどのほうこ
◯ 絵本『ぺちゃくちゃばーぶー』たかどのほうこ
ラッキーなことに5分も早く担任の先生が「どうぞ」と入れてくださった。しかも、すでに皆椅子を持って真ん中に集まっていて準備万端。
『つんつくせんせいとかさじぞう』
ちょうど国語の授業で「かさこじぞう」を習ったはずなので、今だ!とばかりにこの絵本を読むことにした。
もとのお話をちゃんと知っていると、このパロディも楽しいはず。
つんつくえんの子どもたちと、ちょっとおかしなつんつく先生が、15人のお地蔵様に傘と手ぬぐいをかけてあげて、待っていると、果たしてお地蔵さんたちが米俵を持ってお礼にやってくるが、つんつくえんを素通りしてしまう。驚いた子どもたちとつんつく先生は慌てて追いかける・・・。
ところどころに入っている小さな字の台詞も、全部ではないが少し織り交ぜながら読んだ。このへんは、以前作者のたかどのほうこさんご自身の読み聞かせのときに学んだやり方。
他の「つんつくせんせい」シリーズ同様楽しいお話で、この季節にぴったりだった。
『ぺちゃくちゃばーぶー』
同じたかどのほうこさんの作品を続けて読む。これは本当にかわいいお話。
赤ちゃんの「ばぶばぶ」などという台詞のところで笑いが起こった。2年生なんて、私から見ればまだまだ赤ちゃんと近いものだけど、彼らにとっては違うんだろうな。
『カニツンツン』
これは定番だが、このクラスではあまり馴染みがなかったようだ。おかしな言葉が続き、カラフルな絵があらわれるページを進めるに従って、笑いが起こって、とっても喜んでいた。いい反応だ!
『こんにちワニ』
最後にこれを出すと、さすがに「あ、知ってる!」の声。一緒に声を出して読んで(唱えて)くれた。
15分。いつもこのくらい時間が取れるといいのになぁ。