Oさん◯ 紙芝居『ぼろぼろじまのたからもの』本田カヨ子/脚本、草間真之介/絵
Oさん◯ 絵本『おせちのおしょうがつ』ねぎしれいこ/作、吉田朋子/絵
私 ◯ 素話『凍ってしまった声』 長野の昔話
私 ◯ 絵本『かまくらレストラン』 真珠まりこ
冬休み最後の日。子どもたちは少なめで、34人。
まずはOさんの紙芝居。
『ぼろぼろじまのたからもの』
アニメ風の絵で、これは南欧イタリアの昔話らしい。ネズミの被害でボロボロになってしまった島に猫をあげて喜ばれ、たくさんの宝物をもらって帰った男。弟は、それならもっといいものをもらって来ようと、立派な馬を持ってその島を訪れるが、お礼にくれた宝物とは・・・。
子どもたちはよく理解していて、最後のところは「猫だ」「猫だよ」というささやきがあちこちから聞こえた。
『おせちのおしょうがつ』
「お正月に何を食べた?」とOさんがきくと、「お餅しか食べなかった!」など、リアルな反応。
この絵本は、フェルト手芸の絵でおせち料理がかわいく擬人化されている。また、さりげなく、おせちに込められた願いなどが紹介されている。この季節にはちょうどいい絵本だと思う。でも、小学生には、ちょっと幼いかな。
ここで私に交代。
『凍ってしまった声』
2年くらい前にも語ったものだが、覚えている子はいなかったみたい。「雪、降ってほしい!」と子どもらしい声。
寒さで声が凍ってしまって届かなかった・・・というおもしろい単純な話。春になってから聞こえてきたのはなぜだろう?というところでは「融けたから!」と言っている子もいた。よくわかっている。
『かまくらレストラン』
これも雪の話。静かなあたたかいお話。おしるこが食べたくなる。
このあとおやつの時間なので「みんなのおやつはおしるこ・・・ではないと思うけど」と言ったら「絶対違う!」「100%違う!」だって。
25分ぐらい。