チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

2018年度16回目の児童館おはなし会

Oさん◯ 紙芝居『ぼろぼろじまのたからもの』本田カヨ子/脚本、草間真之介/絵

Oさん◯ 絵本『おせちのおしょうがつ』ねぎしれいこ/作、吉田朋子/絵

私  ◯ 素話『凍ってしまった声』 長野の昔話

私  ◯ 絵本『かまくらレストラン』 真珠まりこ

 

 冬休み最後の日。子どもたちは少なめで、34人。

 

 まずはOさんの紙芝居。

『ぼろぼろじまのたからもの』

 アニメ風の絵で、これは南欧イタリアの昔話らしい。ネズミの被害でボロボロになってしまった島に猫をあげて喜ばれ、たくさんの宝物をもらって帰った男。弟は、それならもっといいものをもらって来ようと、立派な馬を持ってその島を訪れるが、お礼にくれた宝物とは・・・。

 子どもたちはよく理解していて、最後のところは「猫だ」「猫だよ」というささやきがあちこちから聞こえた。

 

『おせちのおしょうがつ』

おせちのおしょうがつ (ワンダーおはなし絵本)

 「お正月に何を食べた?」とOさんがきくと、「お餅しか食べなかった!」など、リアルな反応。

 この絵本は、フェルト手芸の絵でおせち料理がかわいく擬人化されている。また、さりげなく、おせちに込められた願いなどが紹介されている。この季節にはちょうどいい絵本だと思う。でも、小学生には、ちょっと幼いかな。

 

 ここで私に交代。

『凍ってしまった声』

 2年くらい前にも語ったものだが、覚えている子はいなかったみたい。「雪、降ってほしい!」と子どもらしい声。

 寒さで声が凍ってしまって届かなかった・・・というおもしろい単純な話。春になってから聞こえてきたのはなぜだろう?というところでは「融けたから!」と言っている子もいた。よくわかっている。

 

かまくらレストラン』

かまくらレストラン

 これも雪の話。静かなあたたかいお話。おしるこが食べたくなる。

 このあとおやつの時間なので「みんなのおやつはおしるこ・・・ではないと思うけど」と言ったら「絶対違う!」「100%違う!」だって。

 

25分ぐらい。