チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

2019年度1回目の児童館おはなし会

Oさん◯ 紙芝居『オニのごちそう』宮崎二美枝/脚本、藤本四郎/絵

Oさん◯ 絵本『1まいのかみのどうぶつたち』谷内庸生/作、西山悦子/撮影

私  ◯ 素話『かわうその恩返し』愛媛県の昔話

私  ◯ 絵本『はんぶんちょうだい』山下明生/文、長新太/絵

 

 今日から新学期。新しい1年生もやってきた。みんな行儀が良くて人懐っこくて、びっくり。

 

『オニのごちそう』

f:id:chocolate_doughnuts:20190401173910j:plain

 いつものようにOさんの紙芝居から。

 これは絵も見やすくて、お話もわかりやすい。新1年生にはちょうどよかったと思う。

 オニにごちそうだと言って、石の豆腐や竹の根っこの煮物などを食べさせてやっつける話。

 子どもたちは静かに見入っていた。

 

『1まいのかみのどうぶつたち』

f:id:chocolate_doughnuts:20190401174201j:plain

 次はガラッと変わって、1枚の紙からいろいろな動物を作っていくクラフトの絵本。何ができるか、みんな口々にいろんな動物を答えていた。切れ目を入れて行くのが多いので「タコ!」「タコ!」との声が多かった。馬ができたところでは「キリン!」の大合唱。私も馬よりはキリンに見えると思う。

 当て物みたいで楽しそうだった。実際に紙で作ってみるともっと楽しいんだろうな。

 

ここで私に交代。

かわうその恩返し』

 これもみんな夢中で聞いてくれた。最初に「かわうそって知ってる?」と聞くと「知ってる~」「絶滅したんでしょ」などとよく知っている様子。

 話が始まってからも、すごく反応が良くて、問いかけると答えてくれたし、かわうそを料理しようかというところでは「え~可愛そう」との声。

 邪魔になるような言い方ではなく、ちょうどいい掛け合いのような感じになって、楽しく語ることができた。

 

『はんぶんちょうだい』

はんぶんちょうだい

 さっきの「1まいのかみのどうぶつたち」で、紙をどんどん半分にしていくから、この絵本がちょうどいいと思って選んだのだが、なんと、夏の話だった。「あつい、あつい」と言って海に入って泳いだり、スイカを食べたり。それでも、おもしろかったから、まあいいか。子どもたちは気にしていないようだった。

「スイカで魚はつれるわけないじゃん」なとど言っていた。最後に海がつれたというところでは、びっくりしていた。海をじゅうたんのように丸めて運ぶなんて、おもしろいよね。

 長新太さんの絵が、こんな非現実を明るくおもしろくしている。

 

30分。