チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

2019年度第2回めの児童館おはなし会

Oさん◯ 紙芝居『おうさまのひげ』横笛太郎/脚本、織茂恭子/絵

Oさん◯ 絵本『みつけよう!はる』ビーゲン・セン/作、永井郁子/絵

私  ◯ 素話『泥棒を治す赤ひげ先生』東京の昔話

私  ◯ 絵本『ぐぎがさんとふへほさん』 岸田衿子/作、にしむらあつこ/絵

 

 今日は暴風。子どもたちはそれにも負けず元気いっぱい。3年生もたくさん来ていて、全部で50人以上いた。

 

Oさんから。

『おうさまのひげ』

おうさまのひげ (ともだちだいすき)

 王様が寝ている間に、自慢のひげが離れて遊びに出かける話。織茂恭子さんの絵は見やすくて、話も単純で面白い。

 最初の絵からしインパクトが強く、子どもたちはそれを見ただけでどっと笑って、収まるのに時間がかかったほど。

 最後の場面では、みんなにも笑ってもらうはずだったのだが、小学生にもなるとなかなか素直に笑ってくれなかった。

 

『みつけよう!はる』

みつけよう! はる

 小さめの絵本で、遠くからはちょっと見づらかったが、今の季節にピッタリの絵本。

オタマジャクシなどはすぐに当ててくれた。よく見ると、絵がとてもかわいい。近くでじっくり見たい絵本だと思った。

 

ここで私に交代。

『泥棒を治す赤ひげ先生』

 素話だと顔を見て話せるので、騒ぐ子も静かに注目してくれる。

 でも、反応も良くて「赤ひげ先生」といっただけで「え~?」「ひげが赤いの?」などとどよめいた。

 最後に、泥棒をやめさせる薬とはいったい? ちょっと間をとって考えさせたが、誰も答えなかった。

 

『ぐぎがさんとふへほさん』

ぐぎがさんとふへほさん (こどものとも絵本)

 これは最初から最後まで大受けだった。まず、「ぐぎがさんとふへほさん」という名前からしておもしろがる。そして、対照的な二人の生活もおもしろい。

 ぐぎがさんが「ぐがよー」、ふへほさんが「ふはよー」と朝の挨拶をしてページをめくろうとしたら、「ねこは?」の声。え?と思って戻ってみると、ねこにもちゃんと吹き出しがついていて「おはよー」とあった。ねこが一番まともにしゃべってる、と笑いが。

 その後、二人と1匹は釣りに行き・・・。滑稽な歌も入って、笑いに包まれながら楽しく読むことができた。

 

20分ぐらい。