Oさん◯ 紙芝居『おうさまのひげ』横笛太郎/脚本、織茂恭子/絵
Oさん◯ 絵本『みつけよう!はる』ビーゲン・セン/作、永井郁子/絵
私 ◯ 素話『泥棒を治す赤ひげ先生』東京の昔話
私 ◯ 絵本『ぐぎがさんとふへほさん』 岸田衿子/作、にしむらあつこ/絵
今日は暴風。子どもたちはそれにも負けず元気いっぱい。3年生もたくさん来ていて、全部で50人以上いた。
Oさんから。
『おうさまのひげ』
王様が寝ている間に、自慢のひげが離れて遊びに出かける話。織茂恭子さんの絵は見やすくて、話も単純で面白い。
最初の絵からしてインパクトが強く、子どもたちはそれを見ただけでどっと笑って、収まるのに時間がかかったほど。
最後の場面では、みんなにも笑ってもらうはずだったのだが、小学生にもなるとなかなか素直に笑ってくれなかった。
『みつけよう!はる』
小さめの絵本で、遠くからはちょっと見づらかったが、今の季節にピッタリの絵本。
オタマジャクシなどはすぐに当ててくれた。よく見ると、絵がとてもかわいい。近くでじっくり見たい絵本だと思った。
ここで私に交代。
『泥棒を治す赤ひげ先生』
素話だと顔を見て話せるので、騒ぐ子も静かに注目してくれる。
でも、反応も良くて「赤ひげ先生」といっただけで「え~?」「ひげが赤いの?」などとどよめいた。
最後に、泥棒をやめさせる薬とはいったい? ちょっと間をとって考えさせたが、誰も答えなかった。
『ぐぎがさんとふへほさん』
これは最初から最後まで大受けだった。まず、「ぐぎがさんとふへほさん」という名前からしておもしろがる。そして、対照的な二人の生活もおもしろい。
ぐぎがさんが「ぐがよー」、ふへほさんが「ふはよー」と朝の挨拶をしてページをめくろうとしたら、「ねこは?」の声。え?と思って戻ってみると、ねこにもちゃんと吹き出しがついていて「おはよー」とあった。ねこが一番まともにしゃべってる、と笑いが。
その後、二人と1匹は釣りに行き・・・。滑稽な歌も入って、笑いに包まれながら楽しく読むことができた。
20分ぐらい。