チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

朝の読書タイム:6年3組(第1回)

◯ 本の紹介と朗読『グドーさんのおさんぽびより』 より「深まる謎」たかどのほうこ

◯ 絵本『かぞえうたのほん』 岸田衿子/文、スズキコージ/絵

 

 明日が運動会なので、校庭では応援団の練習が行われていた。今日も明日も晴れて熱くなりそう。

 そんな雰囲気の中、6年生はちゃんと席について静かにしていたので、先生はいらっしゃらないが、少し早めに始めることにした。

 「6年生になってから、雑誌やマンガ以外の本を3冊以上読んだ人?」

と聞いてみたら、意外にも3分の2くらいの子が手をあげた。これには驚いた。今年の6年生、期待が持てるかも。

 

『グドーさんのおさんぽびより』 より「深まる謎」

グドーさんのおさんぽびより (福音館創作童話シリーズ)

 たかどのほうこさんの紹介と、この本について少し説明をしてから、この中の1篇を読むことにした。

 2人のおじさん(グドーさんとイカサワさん)と9歳の女の子(キーコちゃん)は仲良しの友達。この3人のゆるい日常が7ページくらいの短編で描かれている。それぞれに佐々木マキさんの挿絵が入っているのも嬉しい。

 「深まる謎」は、特に私のお気に入り。これは、作者のたかどのさんが実際に体験したことを元に書かれたお話だという。1冊の本を巡る、ちょっと不思議な出来事で、その本の題名が「深まる謎」だというのも、うまくできているなあと思う。

 

『かぞえうたのほん』

かぞえうたのほん (日本傑作絵本シリーズ)

 もう1篇読むには時間が足りなかったので、定番絵本を読むことにした。お馴染みのこの絵本を見せると、子どもたちは嬉しそうににっこりした。

 途中で隣のクラスで応援歌の練習が始まってしまい、うるさかったが、なんとか対抗して読み切った。

 

 14分ぐらい。