チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

2019年度第6回めの児童館おはなし会

Oさん◯ 絵本『つくもがみ』京極夏彦/作、東雅夫/絵

Oさん◯ 紙芝居『カマキリのぼうけん』江川多喜雄/脚本、藤本四郎/絵

私  ◯ 素話 『お化け車』滋賀県の民話

私  ◯ 絵本 『まどの むこうの くだもの なあに?』 荒井真紀

 

 外は暑いが、児童館の中は冷房が効いている。夏休みなので子どもたちは朝から児童館に来ている。40人以上いた。

 

『つくもがみ』

つくもがみ (京極夏彦の妖怪えほん)

 先にOさんに「怪談ですか?」と聞いたら、「違います。ものを大切にする話」と言われたのだが、絵は怖かった。

 特に、妖怪の姿よりも、それに驚いている子どもの顔が怖い。目玉が飛び出ている。子どもたちも「わ!目が!」と一気に引き込まれていた。

 話自体は、実は楽しい話なのだが、何しろ絵の迫力がすごい。

 

『カマキリのぼうけん』

紙芝居 カマキリのぼうけん (紙芝居 だいすき!ちいさないきもの)

 こちらは、真面目なカマキリの一生(?)の話。卵から生まれたところから、数々の天敵に脅かされながら、生き抜いていく姿が描かれている。最後に、番になるところまでで終わっていたので、ちょっとホッとした。雌が雄を食べるところはなかった。

 

私に交代。

『お化け車』

ギィー、ギィーという擬音を効果的に使って、ちょっと怖い話を盛り上げた。怖いけれど、温かい終わり方で、私は好きだ。

子どもたちは、静かに聞き入っていた。

 

『まどの むこうの くだもの なあに?』

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 最後は当て物。窓から見える一部から、果物を当てる。子どもたちは元気よく答えてくれた。最後の「ざくろ」だけは答えが出ず、先生が答えてくれた。でも、次のページの切った絵を見せて「食べたことある?どんな味がした?」と聞くと、「すっぱい」という声が複数聞こえた。

 これは、後ろから開くと、切った絵の一部が見えて当てるクイズになる。なかなか優れものの絵本だ。Oさんは「これ、私も買う!」と言っている。

25分。