◯ 絵本 『ジャックとまめの木』 渡辺茂男/文、スズキコージ/絵
教室では英語の課題の作業をしていたので、時間になるまで待ってから入ったのだが、それから机の上を片付けたり椅子を移動したりして数分経ってしまい、ちょっと焦った。今日の本はまるまる10分かかるものだったから。
『ジャックとまめの木』
これは有名なイギリスの民話。ジャックは何度も巨人から宝を盗み、最後には巨人を殺してしまう。それによってジャックはお金持ちになって幸せに暮らすという話。
真面目に考えると納得がいかない話なのだが、私の大好きなスズキコージさんの絵だし、子どもたちも常識としてこの物語を知っておいたほうがいいだろうと思って選んだ。
初めに「この話、知ってる?」と聞くと、半分ぐらいの子が手を上げたが、「聞いたことはあるけど、読んだことはない」「どんな話かは知らない」という子が多かった。
途中で先生が退出したりしたけれど、最後までみんな集中力を切らさずによく聞いてくれたのでよかった。
10分。