チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

朝の読書タイム:2年2組(第3回)

◯ 絵本 『ヘンゼルとグレーテル矢川澄子/再話、井上洋介/絵

 

 子どもたちは体操着に着替え中。ちょっと待ってから入れてもらったが、かろうじて1分くらい早く始められた。今日の本は長いので助かった。

 

ヘンゼルとグレーテル

ヘンゼルとグレーテル (絵本・グリム童話)

 図書館で「ヘンゼルとグレーテル」の絵本をいろいろ比較して、これを選んだ。井上洋介さんの絵が好きだし、長さもぎりぎり。他の本は、かなり長いものが多かったので、10分で読みきれないと思った。

 「知ってる?」ときくと「知ってる~」の声が多かったが、どのくらい中身をちゃんと知っているのかな?

 読み始めると、しーんとしてよく聞いてくれた。

 「ヘンゼル、あたしたち、たすかったわ。おばあさん、しんじゃった!」

 ふたりの よろこびようったら、ありません。

  のあたり、グレーテル、「死んじゃった」じゃなくてあんたが殺したんでしょ! いくら悪い魔女とはいえ、かまどの中で焼き殺したのを、手放しで「よろこびようったらありません」なのか。

と、私はちょっと抵抗があるけど、子どもは気にしないんだろうな。

 あと、魔女の家からちゃっかり宝石などを盗んで帰るというのも・・・。

 「ジャックと豆の木」ほどじゃないけど、多少犯罪的で引っかかるのは大人だから?

 

11分。