◯ 絵本『きょうりゅうがすわっていた』 市川宣子/文、矢吹申彦/絵
◯ 絵本『おすしのせかいりょこう』 竹下文子/文、鈴木まもる/絵
◯ 絵本『もりもりくまさん』 長野ヒデ子/文、スズキコージ/絵
インフルエンザが流行し始めていて、このクラスも7人欠席だという。39人の大所帯だが空席が目立っていた。
『きょうりゅうがすわっていた』
この絵本を知っている子はいなかったようだ。
きょうりゅうとパパの交流、生まれてくる赤ちゃん(聞き手の男の子)と、同じ日に生まれたきょうりゅうの子に思いを馳せる温かいお話。
クリスマスには毎年読みたい。
『おすしのせかいりょこう』
回転寿司のお寿司たちが、ぐるぐる回っているのは飽きた、と真っすぐ進んで旅に出かけてしまう。
街に出るだけだなく、世界の国々を訪れる。どこの国とは書いていないが、絵や言葉から私はわかるので、「ブラジルかな」「イタリアね」などとさり気なく付け加えた。最後に宇宙まで行って、宇宙人がお寿司を食べようとしている場面では、子どもたちは驚いて反応していた。
『もりもりくまさん』
これは私の定番中の定番絵本なのですが、このクラスではまだ馴染みが薄かったようだ。新鮮な驚きで迎えられた感じ。
明るい色の派手な絵と、調子のいい言葉。くまさんのびっくりするような一日を描いている。はちみつを取りに行った場面があるので「あのはちみつどうしたんだろう?」「はちみつ食べないのかな?」と、最後まで気にしている子がいた。「ケーキに入れたんじゃない」と言う子も。
『こんにちワニ』
最後は、これも定番の一冊。
これも初めてだったのか忘れたのか、笑ったり驚いたり呆れたりしながら見ていた。
10分。