チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

朝の読書タイム:4年2組(第4回

◯ 絵本『あやしい妖怪はかせ』小森香折/文、西村繁男/絵

◯ 絵本『おばあさんとマリーちゃん』 織茂恭子 (こどものとも2000年10月号)

◯ 絵本『かぞえうたのほん』 岸田衿子/文、スズキコージ/絵

 

 5分ぐらい前についたら、もう先生もいらして、みんな席に座ってじっと待っていた。それで、早く入れてもらって早く始められた。

 

『あやしい妖怪はかせ』

あやしい妖怪はかせ

 昨日の4年1組に続き、今日は2組でも同じものを読んだ。表紙を見るなり「あ、こなきじじい!」の声。今の子は結構妖怪に詳しい。「妖怪ウォッチ」のおかげか。

 反応は昨日の1組とだいたい同じ。はかせが「おしろいばばあ」と言ったのが実はモリオのお母さんだったところでは「ひでえ」、その次に「こなきじじいだ」と言うと「今度はお父さんだな」と。でも、違うんだなあ。

 最後まで楽しく読めた。

 

『おばあさんとマリーちゃん』

おばあさんとマリーちゃん こどものとも 2000年10月号

 これは大好きな絵本だが、単行本になっていない。2000年に発行された月刊「こどものとも」なので、耐久性はあまりないのだが、大事にしなければ。

 一人暮らしのおばあさん。何をするにも一人でさびしいから、犬を飼おうと思いついた。マリーちゃんと名付けよう・・・と夢が膨らみ、募集の貼り紙を出す。ところがやって来たのは、ごっつい大きな犬。おばあさんのご飯やおやつのドーナツまで全部平らげてしまう。怒ったおばあさんは・・・

 心温まるお話。子どもたちは「マリーちゃん」という名前と、この犬の風貌・性格の差にびっくりしていた様子。「マリーちゃんって・・・・これ男じゃないの?」などと言っている子もいた。

 

『かぞえうたのほん』

かぞえうたのほん (日本傑作絵本シリーズ)

 5分早く始められたので、もう少し時間が余った。それで定番絵本を読むことにした。取り出すとさすがに覚えていたらしく「へんなひと・・・」という声が聞こえた。この絵本の中の一番人気「へんなひとかぞえうた」のことだ。

 いつものように楽しく読んで締めた。

 

 このクラスの先生は前回は私が読んでいる目の前を何度も横切って通って行ったりしたのだった。今日は目の前じゃなくて、教室の真ん中あたりの席を通って横切っていた。まあ、すこしはマシだけど、真ん中より後ろの子どもたちは気になっただろうな。

 そして、この先生、私が3冊めを読み終わって本を閉じるやいなや(時間ちょうどだったのは確かだが)、「はい、今日は3冊も読んでいただいてよかったですね」と挨拶を促す。細かいことだけど、私が「はい、今日はこれでおしまいです」などと言ってからにしてほしかった。いかにも終わるのを待ちかねていたように、続けられちゃ困るから素早く打ち切るーという感じでやられると、あまり気持ちのいいものではなかった。

 ただ、こういう、担任の先生に対する不満などを口にしてはいけないことはわかっているので、記録簿にも書かず、校長先生や他の先生にも決して言わない。