Oさん ◯ 紙芝居『100まんびきのねこ』 ガァグ/原作、 高橋五山/脚色、川本哲夫/絵
Oさん ◯ 絵本『ほんとうのおにごっこ』 筒井敬介/作、堀内誠一/絵
私 ◯ 素話 『節分の鬼』
私 ◯ 絵本『おにとあんころもち』 おざわとしお・くのあいこ/再話、半田強/絵 こどものとも2017年1月号
52人の子どもたち。外で遊んでいたのが、ダダダダダ~っと駆け込んで来た。
いつものようにOさんから。
『100まんびきのねこ』
16場面もあって長いから・・・とOさんは気にしていたが、聞いていると全然長く感じなかった。話がシンプルでわかりやすいせいかもしれない。それでも10分かかった。子どもたちは静かに聞いていた。
『ほんとうのおにごっこ』
この本の中には「かわいいとのさま」の話が3つ入っているが、その中から表題作の「ほんとうのおにごっこ」を読んだ。
聞いていて、私にも話がちょっとわかりにくく、終わったとたん、子どもたちから「え?途中じゃないの?」という声。確かに、オチがなくて、終わった感じがしない話。
ここで私に交代。
『節分の鬼』
2年に1回語っているこの話。家族を亡くして生きる気力を失っていたおじいさんが、節分の日にやけくそで「鬼は内、福は外」と豆をまいたら、鬼たちがぞろぞろとやってきて・・・
楽しい鬼で、明るい話。子どもたちも驚いたり笑ったり、引き込まれていた。
『おにとあんころもち』
これは、似た話がよくあるのだが、とにかく絵が素晴らしい。子どもたちは目を奪われていた。鬼の大将が出てくる場面では「わあ!」と声が上がった。
三河の方言が、私にはちょっと読みにくくて、語尾を変えてしまったところもある。許してください。
子どもたちは今日は最初から最後まで集中して聞いていて、いつになくいい雰囲気だった。
23分。