チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

保育園でのおはなし会

Sさん○ 手遊び『やきいも グーパーチー』

私   ○ 紙芝居『おやおや もったいない!』 岡本一郎/作、せべまさゆき/絵

Nさん○ 大型絵本『ノラネコぐんだん パンこうじょう』工藤ノリコ

私  ○ 紙芝居『トンボくんとなかまたち』 今森光彦

Nさん ○ 大型絵本『あんぱんまん』やなせたかし

Sさん  ○ パネルシアター『イグアナレストラン』ケロポンズ

 

 新型コロナウイルスのせいで、今年度は活動の場がほとんどなくなっていたが、今日は久しぶりに保育園でおはなし会をしてきた。年長児18人。マスクをして、行儀よく座って、よく聞いてくれた。

 

『やきいも グーパーチー』

 初めにSさんの手遊び。ちょうど保育園で芋掘りをしたらしく、子どもたちの描いたさつまいもの絵が貼り出してあったので、この手遊びにした。子どもたちはみんな知っていたので、元気よく歌って楽しんでくれた。

 

『おやおや もったいない!』

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 私は今回紙芝居を持ってきた。これは食育の紙芝居。

 わがままなライオン王様は、たくさんの食べ物を注文しておいて、すぐに飽きて残してしまう。お城に食べ物がなくなってしまったので、レストランに出かけるが、そのレストランは、もったいないことが禁止だった…

 食べ物がどのように作られているのかを知り、もったいないことをせずに大事に食べなければならないと学ぶ紙芝居。

 ちょっと長めだが、さすが年長児、最後まで集中して聞いてくれた。

 

『ノラネコぐんだん パンこうじょう』

ノラネコぐんだん パンこうじょう (コドモエのえほん)

 Nさんの大型絵本。これは、パン工場に忍び込んだネコたちがパンを作る単純なお話なのだが、Nさんの読み方がとても上手でおもしろく、子どもたちにも受けていた。ネコたちが材料をバンバン入れていくところ、巨大なパンができてしまうところなど。

 

『トンボくんとなかまたち』

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 次は一息ついて、写真紙芝居。この保育園の子どもたちは虫好きなので、必ず一つは虫のものを持ってくることにしている。

 トンボの種類やヤゴのことなど、よく知っていて、「知ってる」「見たことある」など大盛り上がりだった。

 

『あんぱんまん』

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 出した途端「あ~!アンパンマン!」という声とともに「アンパンマン、きらい」もたくさん聞こえた。中には気を遣ってか「嫌いだけど聞く」も。

 多分、年長児にとってはアンパンマンは幼稚っぽいと思っているのだろう。

 でも、この絵本はいわゆるアニメの「あんパーンチ!」や「バイバイキーン」のアンパンマンとは違う。手の指も5本あり、顔も少し違う。そう、これは初期のあんぱんまんなのだ。

 お腹をすかせたかわいそうな子を見つけては「ぼくの顔を食べて」と助ける。顔がなくなってしまった”あんぱんまん”は、落ちてしまうが、そこは幸いパン工場で、新しい顔を焼いてもらえることに。これが初対面らしく、ジャムおじさんという言葉はまだ出てこない。

 読み始めると、みんなシーンとして聴いていた。

 

『イグアナレストラン』

 最後はSさんのパネルシアター。これはケロポンズのミュージックパネルシアター。歌も楽しいが、お話もよくできていて、子どもたちは大喜びだった。

 終わってから「もう一度見たい!」という子も。

 

30分。