Sさん ○ 手遊び『はじまるよ』
Nさん ○ 大型絵本『サンドイッチ サンドイッチ』小西英子
私 ○ 紙芝居『がらがら でんしゃ』とよたかずひこ
Sさん ○ かわり絵と詩 『がぎぐげごのうた』まどみちお
私 ○ 大型絵本『あかまるちゃんとくろまるちゃん』上野与志
Nさん ○ 大型絵本『よかったねネッドくん』レミー・シャーリップ/作・絵、やぎたよしこ/訳
またまた久しぶりの読み聞かせ。児童館のホールで、定員15組、間隔をとって座ってもらう。定員いっぱい来てくれた。
広くて声が通りにくいので、それぞれハンズフリー拡声器をつけさせてもらった。
こんな感じので、ヘッドセットをつけて、スピーカーを腰に巻く。音量も腰のところで簡単に調整でき、声を張り上げなくてもよく響くので、これはいいと思った。
『はじまるよ』
まずは、Sさんが手遊びで場をほぐす。子どもたちは皆赤ちゃんだったので、ほとんどお母さんたちがやってくれた感じ。
『サンドイッチ サンドイッチ』
次にNさんが大型絵本を読む。おいしそうなサンドイッチを作る絵本で、食材がリアルで、本当に食べたくなる。
『がらがら でんしゃ』
私は小さい子向きの紙芝居で、電車の物を選んだ。「がたごとがたごと」など、繰り返しが多い(というか、ずーっと続く)ので、大人にはかなり退屈なのだが、子どもは繰り返しが好きだから、いいのかもしれない。ただ、がらがらの電車なので、お客さんがクマの親子だけで、ちょっと寂しいかも。
『がぎぐげごのうた』
Sさんは、引き出すと色がつく不思議な仕掛けの絵を使って、まどみちおさんの詩を読んだ。手品みたいなので、お母さんたちが特に驚いて「おー」と声を上げていた。絵がもっと大きいとよかったかな。
『あかまるちゃんとくろまるちゃん』
次は私も大型絵本。これは型抜き絵本で、ポイントは赤丸と黒丸がいろんなものに変身するおもしろさ。赤丸と黒丸が対になって、虫の模様や、動物の目や、乗り物や、子どもたちに馴染みのあるものに当てはまっていく。色も鮮やかで赤ちゃんにもわかりやすいと思う。
『よかったねネッドくん』
最後はNさん。この絵本では、主人公のネッドくんが、次々と困難に遭うが、ページを開くごとに、たいへんだ、よかったね、と交互に出てくるのがおもしろい。困った状況になったページは白黒で、ホッとしたページはカラーになっている。
でも、赤ちゃんにはちょっと難しかったかもしれない。
歩き回ってしまった子、前に出て触ろうとする子、お母さんの膝の上でじっと聴いている子、いろいろいたが、全体的にはまずまず良かったと思う。
15分