○ 絵本『ざぼんじいさんのかきのき』すとうあさえ/文、織茂恭子/絵
数分早めに行って待っていたのだが、このクラスの子達はざわざわガタガタしていて、なかなか準備ができそうにない。担任の先生が「では、お願いします」と入れてくれてからも、静かにならず、先生のやさしい声も聞こえているのかどうか・・・。
とにかく、始めることにした。
○ 絵本『ざぼんじいさんのかきのき』
まず、裏表紙を見せて、「秋の果物といえば、なんでしょう?」と問いかけてみる。「ぶどう」「柿」「柿」「柿」おお、いい感じ。
「そう、柿の絵本です」と始める。「柿」と答えた子は嬉しそう。
題名等を読んでページを開くまでは、まだ騒がしくて、私は声を張り上げ気味にしなければならなかったが、内容に入ると、シーンとして聞き入っている様子なのには驚いた。
お話の面白さ、絵の魅力にもひきつけられたのだろう。
読み終わると「おもしろかった」とつぶやく子がいた。
○ 絵本『かぞえうたのほん』
次は定番絵本。残り時間が3分ぐらいだったので、この本はちょっと長すぎたかな。時間を気にしながら、速めに読んだ。それでも「へんなひとかぞえうた」では笑ってくれた。
10分。