チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

朝の読書タイム:1年2組(第5回)

◯ 絵本 『ゆきのよるのおきゃくさま』 ティルデ・ミヒェルス/文、ラインハルト・ミヒル/絵、ひらのきょうこ/訳

◯ 絵本 『ねこどんなかお』 村上しいこ/文、MAYTA MAXX/絵

◯ 絵本 『こんにちワニ』 中川ひろたか/文、村上康成/絵

 

 先生はいらっしゃらなかったが、みんな席について待っていた。「集まっていい?」ときいてきて、「いいよ」というと、椅子を持って前や中央に移動してきた。待っていましたという感じが嬉しい。

 

『ゆきのよるのおきゃくさま』

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 一年で一番寒い季節なので、この絵本を選んだ。温かい絵と、ちょっとドキドキするお話がとてもいい。

 ある吹雪の夜、ハンスの家の戸をウサギがたたき、寒くて凍えそうなので入れてほしいと頼む。ハンスは親切に入れてやり、薪をくべて部屋を暖める。

 その後、同じように凍えたキツネがやってきて、さらにクマもやってきて・・・。

 その3びきの動物たちの関係がちょっとドキドキでおもしろかった。最後の雪の上の足跡をよく見せると、「あ、あれがウサギだ」「違うよ、キツネだよ」などと盛り上がった。クマの足跡だけは誰も間違わないね。

 私としては、表紙にもなっている、口からつららを下げたクマが好きだなあ。

 結構長いお話なのだが、1年生は静かに集中して聴き入っていた。

 

『ねこどんなかお』

ねこ どんなかお (講談社の創作絵本)

 次は軽い絵本にした。これは人気の絵本らしく、「知ってる!」の声が上がった。見たことある子が多かったせいか、思ったほど盛り上がらなかったけど、終わった途端「ねこ おこりすぎ』の絵がすごい」、と言われたので、最後にもう一度見せた。

 ねこの表情がとっても面白い絵本。

 

『こんにちワニ』

こんにちワニ (わははは!ことばあそびブック)

 そして、時間がわずかになったので、最後にこの絵本を。「知ってる」と、それはそうでしょう。私が何度も読んでいる。

『じゃんけん ぽんず あいこで しょうゆ』の場面が一番印象的で人気なのはいつも同じ。一緒に口に出してくれる子はまだ少なかったけど。

 終わっても、もっと読んで欲しかったような雰囲気もあったが、時間切れなのでおしまい。

 10分。