◯ 絵本 『ゆきのよるのおきゃくさま』 ティルデ・ミヒェルス/文、ラインハルト・ミヒル/絵、ひらのきょうこ/訳
◯ 絵本 『ねこどんなかお』 村上しいこ/文、MAYTA MAXX/絵
◯ 絵本 『こんにちワニ』 中川ひろたか/文、村上康成/絵
先生はいらっしゃらなかったが、みんな席について待っていた。「集まっていい?」ときいてきて、「いいよ」というと、椅子を持って前や中央に移動してきた。待っていましたという感じが嬉しい。
『ゆきのよるのおきゃくさま』
一年で一番寒い季節なので、この絵本を選んだ。温かい絵と、ちょっとドキドキするお話がとてもいい。
ある吹雪の夜、ハンスの家の戸をウサギがたたき、寒くて凍えそうなので入れてほしいと頼む。ハンスは親切に入れてやり、薪をくべて部屋を暖める。
その後、同じように凍えたキツネがやってきて、さらにクマもやってきて・・・。
その3びきの動物たちの関係がちょっとドキドキでおもしろかった。最後の雪の上の足跡をよく見せると、「あ、あれがウサギだ」「違うよ、キツネだよ」などと盛り上がった。クマの足跡だけは誰も間違わないね。
私としては、表紙にもなっている、口からつららを下げたクマが好きだなあ。
結構長いお話なのだが、1年生は静かに集中して聴き入っていた。
『ねこどんなかお』
次は軽い絵本にした。これは人気の絵本らしく、「知ってる!」の声が上がった。見たことある子が多かったせいか、思ったほど盛り上がらなかったけど、終わった途端「『ねこ おこりすぎ』の絵がすごい」、と言われたので、最後にもう一度見せた。
ねこの表情がとっても面白い絵本。
『こんにちワニ』
そして、時間がわずかになったので、最後にこの絵本を。「知ってる」と、それはそうでしょう。私が何度も読んでいる。
『じゃんけん ぽんず あいこで しょうゆ』の場面が一番印象的で人気なのはいつも同じ。一緒に口に出してくれる子はまだ少なかったけど。
終わっても、もっと読んで欲しかったような雰囲気もあったが、時間切れなのでおしまい。
10分。