◯ 絵本『わすれられないおくりもの』スーザン・バーレイ/作、小川仁央/訳
ドアの前で待っていたら、「あ、今日読み聞かせだ!」と自分たちで声を掛け合って席に着き、先生がまだいらしていないのに準備万端。ちょっと早めだったけど、始めさせてもらった。
『わすれられないおくりもの』
「最初はしんみりした話ね」と言ってから、ふと「しんみり、ってわかる?」と聞いてみた。すると首を横に振る子が多い。意外と語彙が貧しいんだな。この絵本を読めばわかってくれるだろう。
これは死をテーマにした絵本で、とても真面目で温かい内容だ。これも努めてゆっくり、心をこめて読んだ。
途中、担任の先生が何度も大きな音を立ててドアを開けて出たり入ったりするのが気になった。全然気を遣ってくれないんだな。こういう先生もたまにいる。でも、このクラスの子達はそれほど気をそらされることなく聴いてくれたのでよかった。
『かぞえうたのほん』
これは定番絵本。「覚えてる人?」と聞いたら、半分ぐらいの手が上がった。
言葉遊びみたいなものだけど、おもしろいし、スズキコージさんの絵もさすがだ。私のお気に入りで定番。何度でも繰り返して読むようにしている。
13分。