チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

朝の読書タイム:2年1組(第4回)

◯ 絵本『おうじとたこときょじんのくに』牧野夏子/文、殿内真帆/絵 こどものとも2010年9月号
◯ 絵本『わりばしワーリー もういいよ』シゲタサヤカ
◯ 絵本『カニツンツン』金関寿夫/文、元永定正/絵
◯ 絵本『かぞえうたのほん』岸田衿子/文、スズキコージ/絵
◯ 絵本 『トイレとっきゅう』織茂恭子(こどものとも2002年5月号)
◯ 素話 『アナンシと五』

f:id:chocolate_doughnuts:20141120102022j:plain わりばしワーリーもういいよ (チューリップえほんシリーズ) カニ ツンツン (こどものとも傑作集) かぞえうたのほん (日本傑作絵本シリーズ) トイレとっきゅう (こどものともセレクション)

 いつものように早めに教室に行って待っていると、今朝は職員打ち合わせがあるという放送が入った。

ラッキ~! 時間が長く取れるぞ。
素早くカバンの中身をチェックして、何を読もうか考える。

 

『おうじとたこときょじんのくに』
 まずは、今日メインにしようと思って持って来た、『おうじと たこと きょじんのくに』。 結構反応がいい。
王様やお供たちがゾロゾロと巨人の鼻の穴の中に入っていくところは「うへ~」と声が上がった。
読み終わると、誰かが「巨人じゃないんじゃない?」「普通の人間なんじゃない?だって、落ち葉の上に乗ってたって。」
なるほど。
最後の場面では、王様やお供たちが落ち葉の上に乗っていたのだった・・・とあるから、それが普通の落ち葉だと考えると、「巨人」が普通の人間で、王様達が小人ってわけか。
その方が確かに自然かもしれない。

 

『わりばしワーリー もういいよ』
 次は大人気のシゲタサヤカさんの『わりばしワーリー もういいよ』。これはやっぱり人気で、「持ってる!」「図書館にあった!」との声。
それでも、みんな楽しんでいた。

 

『カニツンツン』
  以上の2冊を今日は読もうと思って持って来たので、あと持って来ているのは定番の絵本ばかり。 その中でも、久しぶりと思われる『カニツンツン』を取り出す。

「これ覚えてる?」と聞くと、手を上げたのは数人だけ。
読み始めると、確かに初めての時のような驚きの声や笑いが起こった。
「もう一回!」の声がかすかに聞こえたが、今日は1回だけにしておく。

 

『トイレとっきゅう』
 次に『トイレとっきゅう』を出すと、「知ってる~」「覚えてる~」とニコニコ。
これもみんな好きだよね。
最後の「しっこがわ」で泳ぎながらおしっこをする場面では「うへ~」「気持ち悪い」と言う声が出た。これもいつものこと。

それでもまだ先生は戻っていらっしゃらない。
誰かが廊下を覗いて、
「まだ大丈夫。」
と報告してくれる。

 

『アナンシと五』
 定番絵本はまだ他にもあったけれど、絵本が続いたので、最後に素話で『アナンシと五』を語った。
私も久しぶりでぶっつけ本番だったが、短いわかりやすいお話なので、うまく行った。最後のほうで先生が戻っていらしたが、気を遣って忍者のように静かに入って来てくださって、助かった。

アナンシがバタッと倒れて、子どもたちもびっくり呆然としている中、おしまい。

結局いつもより15分長く、25分も使えた。
飽きた様子もなく、盛り上がってよかった。