◯ 絵本 『ばけずきん』 川村たかし/文、梶山俊夫/絵
◯ 絵本 『まゆとブカブカブー』 富安陽子/文、降矢なな/絵 (こどものとも2001年12月号)
今日は読書週間最後の日だったらしく、また図書委員会からの放送が入った。それが終わってから始める。
『ばけずきん』
「ばけずきん」と題名を言ったら「バカずきん?」と返ってきた。いやいや、違います。
頭に手ぬぐいを乗せていろんなものに化け、人々に悪さをしているくろぎづね。お坊さんは、その手ぬぐいを取り上げれば、くろぎつねも悪さをできなくなるだろうと考え、一計を案じる。
だまされて怒り狂うかと思ったくろぎつね、意外にも優しくてびっくり。化けるための手ぬぐいを燃やしちゃうなんて、お坊さんはやりすぎだったのでは?と思ってしまう。
なんだか複雑な気分になる話だ。こんな民話もあるのか。
『まゆとブカブカブー』
これも「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ6冊のうちの1冊で、単行本になっていないもの。私は月刊誌で6冊全部持っている↓
chocolate-doughnuts.hatenablog.com
今の季節にいいと思って選んだ。お話もおもしろいので、みんな興味深く聞いてくれた。まゆがブカブカブーに飛びかかるところでは子どもたちから掛け声までかかった。
担任の先生も一緒に座って聞いてくれていた。
終わってから、「何役もの声をひとりで出していましたね」みたいなことを言われたのだが、これは褒め言葉だったんだろうか? それほど過剰に声色を使ったつもりはなかったのだが、やっぱり「まゆ」の声はかわいく、お母さんの声は落ち着いて、という感じで自然に変えていたのは確か。
10分からちょっとだけオーバー。