チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

朝の読書タイム:5年1組(第3回)

◯ 絵本 『からすたろう』八島太郎

◯ 絵本 『どっちもね』 おおなり修司/ことば、高畠純/絵

◯ 絵本 『こんにちワニ』 中川ひろたか/文、村上康成/絵

 

5年生は大人っぽい。教室に入るとすぐに「さすが高学年だなあ」と感じる。行儀よく落ち着いている。 

 

『からすたろう』

からすたろう

 2年前に3年生の1クラスで読んだことがあるので覚えている子がいるかと思ったが、聞いてみても手を挙げる子はいなかった。

chocolate-doughnuts.hatenablog.com

 とてもいい話なので、忘れてしまった子も再度聞いて感じて欲しいと思う。

「これはみんなのひいおじいさんが子どもだったぐらい昔の話です。着物を着て学校に行っていたような時代です」と言って始めた。

 ゆっくりと、コマ分けされているページは指差しながら読んだ。絵本自体が大きいし、コマ分けも1ページに3つくらいまでで、それほど細かい絵ではないので、大丈夫だと思う。

 静かによく聴いてくれた。終わってからもシーンとしていた。

 

『どっちもね』

どっちもね

 次は気分を変えて、言葉遊びの絵本。区切る場所によって、意味がぜんぜん変わるというもの。

 いぬ とくい (犬 得意)

 いぬと くい (犬と 杭)

など、漢字は書いていないんだけど、それぞれの絵が楽しく意味を表している。どれも動物が出てきて、それらがやることがおもしろいので、さすがの5年生もクスクス笑っていた。

 

『こんにちワニ』

こんにちワニ (わははは!ことばあそびブック)

 最後は締めの一冊。これを取り出すと「ああ!」と嬉しそうな声が上がる。久しぶりだもんね。

 ニコニコしながらダジャレを楽しんで、一日の始まりはバッチリ。

 

10分。