◯ 絵本『むらの英雄』わたなべしげお/文、にしむらしげお/絵
◯ 絵本『世界がもし100人の村だったら』 池田香代子/再話
自分の本を開いて読んでいる子も結構いたが、みんなしまってきちんとこちらに注目してくれた。
『むらの英雄』
「アフリカのエチオピアという国の昔話です」といって始めた。「英雄」という漢字はみんな読めた。
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このお話のおもしろさがわかったかな? 途中でつぶやきが聞こえたから、分かる子はわかったと思う。人の想像で話がどんどん大きくなって、都合のいいように信じられていくおかしさ。
『世界がもし100人の村だったら』
これは2001年にメールで爆発的に広がった話を絵本にしたもの。今の子どもたちはまったく聞いたことがないという。
「世界にはどのくらいの人がいると思う?」と聞いてみると「100万人ぐらい」とか「1000億人」とかいろいろ答えが返ってきた。
ちょっと時間が足りなくなってしまい、早口で読まざるを得なかったのが誤算。でも、興味を持ってくれたらいいなと思う。
世界には、今も飢えている人がたくさんいること、今安心して生きていられるのは世界の中では運がいい部類だということ、考えてみてほしい。
ちょっとあわてて最後まで読んだ。
15分近く。