チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

朝の読書タイム:3年2組(第3回)

◯ 絵本 『おばあさんとマリーちゃん』 織茂恭子(こどものとも2000年10月号)

◯ 絵本 『へろへろおじさん』佐々木マキ

◯ 絵本 『もりもりくまさん』 長野ヒデ子/文、スズキコージ/絵

◯ 絵本 『こんにちワニ』 中川ひろたか/文、村上康成/絵

 

 読書週間とのことで、階段脇には3年生が書いたおすすめの本の紹介カードが張り出されているし、図書委員は低学年のクラスでブックトークをするとのこと。来週は校長先生の読み聞かせも企画されているそう。

 3年生は1クラスの人数が多いので、教室に机がぎっしり。「見える所に移動していいよ」と言ってもあまり移動する子はいなかった。場所もないからかな。

 

『おばあさんとマリーちゃん』

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 一人暮らしで寂しいおばあさん。犬を飼うことを思いついて貼り紙を出した。犬を飼ったらマリーちゃんという名前をつけて仲良くしようと思って。

 ところが、やってきたのはごつい大きな犬で、図々しくおばあさんの分までご飯を食べてしまうし、ドーナツも勝手に全部平らげてしまう。おばあさんは怒って追い出そうとするが・・・。

 意外性があって、温かくて素敵なお話。子どもたちは「マリーちゃん」が女の子の名前なのに全然似合わないオスの犬が「マリーちゃん」になったことを気にしていた。「マリーくん」じゃない?などと言う子もいた。

 ハッピーエンドだからいいんだよ。

 

『へろへろおじさん』

へろへろおじさん (こどものとも絵本)

 月刊絵本のときから私の定番で、大事にしているこの絵本。「覚えてる?」と聞くと、半分ぐらいの子が手を上げた。

 何度もひどい目に遭うおじさんに、低学年の子は大笑いするのだが、3年生ぐらいになると笑わずに同情したり心配したりするみたい。精神の成長がわかる。

 

『もりもりくまさん』

もりもりくまさん (たんぽぽえほんシリーズ)

 こちらはみんな覚えていて、嬉しそう。一緒に声を出して「わお」などを言ってくれた。調子が良くて、絵も明るくて、楽しい絵本。

 

『こんにちワニ』

こんにちワニ (わははは!ことばあそびブック)

 最後はやっぱりこれ。みんなで唱えて締めた。

 

15分ぐらい。