◯ 絵本 『おばあさんとマリーちゃん』 織茂恭子(こどものとも2000年10月号)
◯ 絵本 『へろへろおじさん』佐々木マキ
◯ 絵本 『もりもりくまさん』 長野ヒデ子/文、スズキコージ/絵
読書週間とのことで、階段脇には3年生が書いたおすすめの本の紹介カードが張り出されているし、図書委員は低学年のクラスでブックトークをするとのこと。来週は校長先生の読み聞かせも企画されているそう。
3年生は1クラスの人数が多いので、教室に机がぎっしり。「見える所に移動していいよ」と言ってもあまり移動する子はいなかった。場所もないからかな。
『おばあさんとマリーちゃん』
一人暮らしで寂しいおばあさん。犬を飼うことを思いついて貼り紙を出した。犬を飼ったらマリーちゃんという名前をつけて仲良くしようと思って。
ところが、やってきたのはごつい大きな犬で、図々しくおばあさんの分までご飯を食べてしまうし、ドーナツも勝手に全部平らげてしまう。おばあさんは怒って追い出そうとするが・・・。
意外性があって、温かくて素敵なお話。子どもたちは「マリーちゃん」が女の子の名前なのに全然似合わないオスの犬が「マリーちゃん」になったことを気にしていた。「マリーくん」じゃない?などと言う子もいた。
ハッピーエンドだからいいんだよ。
『へろへろおじさん』
月刊絵本のときから私の定番で、大事にしているこの絵本。「覚えてる?」と聞くと、半分ぐらいの子が手を上げた。
何度もひどい目に遭うおじさんに、低学年の子は大笑いするのだが、3年生ぐらいになると笑わずに同情したり心配したりするみたい。精神の成長がわかる。
『もりもりくまさん』
こちらはみんな覚えていて、嬉しそう。一緒に声を出して「わお」などを言ってくれた。調子が良くて、絵も明るくて、楽しい絵本。
『こんにちワニ』
最後はやっぱりこれ。みんなで唱えて締めた。
15分ぐらい。