チョコドーナツの読み聞かせボランティア記録

子どもたちへのおはなし会の記録です

おはなし会の記録(小学校や児童館等での絵本読み聞かせ、紙芝居、素話など)

2019年度14回めの児童館おはなし会

Oさん ◯ 絵本『雪の上のなぞのあしあと』あべ弘士

Oさん ◯ 紙芝居『わし、たわし』かとうようこ/作、野村たかあき/絵

私  ◯ 素話『雪』中国の昔話

私  ◯ 絵本『3びきねこさんのそりあそび』 柳生まち子

 

 寒いのに、相変わらず子どもたちは元気に外で遊んでいた。放送が入って児童室に集まると53人。今日もぎっしり。3年生の男の子4~5人が喋りたくてたまらない様子で、どうしても集中しない。

 

『雪の上のなぞのあしあと』 

雪の上のなぞのあしあと (かがくのとも傑作集 どきどきしぜん)

 あべ弘士さんの動物園飼育係時代に実際あったお話だとのこと。ある寒い夜、雪の上にできた不思議な足跡は、いったい誰のもの?

 犯人がわかって「足跡というより腹跡」とのところで、笑いが起こった。

 今の季節にピッタリ。

 

 『わし、たわし』

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 ダジャレを入れた話。表紙を見ただけで、このインパクトの強い顔に笑いが起こる。たわしが最近出番がないからと、旅に出る。「おおわし」に捕まえられて空の旅をしたり、海で泳いで「いわし」の群れに出会ったり・・・。

 

 

『雪』

 昔、ある村では冬に雪が降るのだが、その雪は小麦粉だった。次の日も雪が降るとそれは甘い砂糖。人々はそれを集めて貯蔵しておけば安心。働かなくても食べ物には困らない。そのうち・・・

 終わってから「それ、ホントの話?」と聞く子もいた。おもしろいなあ。

 このお話は、約1年前にもここで語ったのだが、覚えている子はいなかった。

 

『3びきねこさんのそりあそび』

3びきねこさんのそりあそび (こどものともセレクション)

 3びきねこさんのシリーズなのだが、知っている子はいなかったみたいで、ねこの名前が出てくるたびに「?」という顔をしている。それで、指差すようにした。

 ソリをもらった いたち が誰も乗せてあげずに一人で何度もソリ滑りをしている。子どもたちからは「そんなの見せびらかしじゃん」と非難轟々。

 そして、ついにみんなが勝手に乗り込んで滑り出したところでは「ぶつかるよ」「壊れるよ」と見事に予想していた。

 

 今年はさっぱり雪が降らないので、ほんとの雪遊びはできないね。